Appleは2026年9月16日、iPhone 18 Proだけで撮影した新しい写真展「What Holds Us」を発表しました。世界的に活躍する写真家3人が、iPhone史上初めて搭載された可変絞りカメラの表現力を実写で示す内容で、9月18日からニューヨークで開幕し、その後ロンドンと上海を巡回します[1]

「What Holds Us」展、9月18日にニューヨークで開幕

写真展のキュレーションを手がけたのは、長年「The New York Times Magazine」の写真ディレクターを務めたキャシー・ライアン氏です。テーマは「人と人をつなぐものは何か」というもので、参加したアレックス・プレガー氏、ジャック・デイヴィソン氏、ジミー・チン氏の3人は、いずれもiPhone 18 Proのみを使って作品を撮り下ろしました[1]。会場はニューヨーク市内、ウェスト18丁目456番地で、会期は9月18日から20日まで。その後は数か月かけてロンドンと上海でも巡回展示される予定です[1][4]

3人の写真家が見せたiPhone 18 Proの表現力

登山家であり、アカデミー賞受賞歴もある映像作家のジミー・チン氏は、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のバガブー山群で、クライマーたちの姿を撮影しました。近距離のクローズアップから広大な航空写真まで、機材を最小限に抑えながら撮り切れた点を評価しています[1]

ポートレート写真家のジャック・デイヴィソン氏は、ロンドンの元砂糖倉庫を使ったスタジオで、粘土やチョークに触れる人々の手を撮影しました。低い位置からファインダー越しではなく被写体と目線を合わせて撮れる点が、より個人的な関係性を保つのに役立ったと述べています[1]

群衆シーンの演出で知られるアレックス・プレガー氏は、ロサンゼルスのサウンドステージで、鳥瞰と接写を組み合わせた祝祭的な群衆の一場面を撮影しました[1]。デイヴィソン氏はiPhone 18 Proのカメラについて「レンズの切り替え、低速シャッターの使用、RAWでの撮影と、機能が詰まったとても強力な代物です」と評しています[1]

世界初の可変絞り、4段階のƒ値を自在に切り替え

写真展の土台になっているのが、iPhone史上初めて搭載された可変絞り機構です。Appleの公式仕様によると、48MPのFusionメインカメラは、レーザーカットされた6枚の絞り羽根を回転させることで、ƒ/1.48、ƒ/1.8、ƒ/2.8、ƒ/4.0の4段階から絞り値を選べます[2][3]。低照度での撮影品質を高めつつ、被写界深度を意図的にコントロールできるようになった点が、今回の写真展で複数の写真家が口をそろえて評価した理由です[1][3]

このほか、超広角カメラは焦点距離13mm・ƒ/2.2で画角120度、望遠カメラは焦点距離100mm・ƒ/2.8で光学4倍ズームに対応し、光学品質のズーム全体では最大16倍まで伸ばせます[2]。処理を担うA20 Proチップは、2つの高性能コアと4つの高効率コアからなる6コアCPU、Neural Acceleratorsを備えた7コアGPU、16コアのNeural Engineをデュアルで搭載する構成です[2]。撮影アプリでは絞り・シャッタースピード・ホワイトバランスを手動調整できる「Pro Controls」も用意されており、RAW撮影にも対応しています[1][3]

まとめ

Appleは、iPhone 18 Proに世界初搭載した可変絞りカメラの実力を、著名写真家3人による書き下ろし作品で示す写真展「What Holds Us」を9月18日からニューヨークで開催します。ƒ/1.48からƒ/4.0まで4段階に切り替えられる絞り機構と、A20 Proチップによる処理性能を組み合わせ、山岳風景から人物ポートレート、大規模な群衆シーンまで幅広い被写体に対応できることを実写でアピールする内容です。展示は今後ロンドンと上海にも巡回する予定です。

出典[1]:https://www.apple.com/jp/newsroom/2026/09/celebrating-what-holds-us-on-iphone-18-pro/

出典[2]:https://www.apple.com/iphone-18-pro/specs/

出典[3]:https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2139662.html

出典[4]:https://9to5mac.com/2026/09/17/apple-showcases-iphone-18-pro-camera-with-new-what-holds-us-photography-exhibition/