2009年設立のテックアクセサリーブランドESRが、冷却ファンを内蔵した新型の充電製品3種を国内市場に投入します。Qi2規格に対応したマグネット式ワイヤレス充電パッドと、ケーブルを本体に収納できる巻き取り式の壁掛け充電器、車載用充電器がラインアップされ、いずれも2026年9月中の発売が予定されています。長時間の急速充電で問題になりがちな発熱を抑える独自技術「CryoBoost」を共通して採用しているのが特徴です。
発熱を抑えるCryoBoost搭載のマグネット充電パッド
新製品の中核となるのが、ワイヤレス充電パッド「ESR Cyclone 25Wマグネット充電パッド CryoBoost搭載」です。Qi2認証を取得しており、最大25Wでの急速充電に対応します。ワイヤレス充電はケーブルを挿す方式に比べて発熱しやすく、出力を絞って安全性を確保する製品も少なくありませんが、本製品は内蔵ファンによる能動的な冷却で最大約6.5度の温度上昇抑制を図り、高出力を維持したまま充電速度を確保する設計です。ファンの動作音は25デシベル以下に抑えられており、就寝前の充電や在宅ワーク中の利用でも気になりにくいとされています。
スタンドは0度から150度まで角度調整が可能で、縦向き・横向きどちらでも画面を見ながら充電できます。マグネットの吸着力は対応ケースを装着した状態で最大2,000グラムまで確認されており、持ち上げてもずれにくい設計です。本体には1.8メートルの給電ケーブルが付属し、卓上での配置の自由度も確保されています。価格は5,999円から6,199円です。
ケーブルを持ち歩かない巻き取り式充電器2機種
残る2製品は、いずれもケーブルを本体内部に収納できる巻き取り式の充電器です。壁掛け用の「ESR Xtend 45W巻き取り式充電器」は、最大95センチメートルまで伸びるUSB Type-Cケーブルを内蔵し、定格出力45ワット、瞬間的には最大60ワットまでの出力に対応します。内蔵の巻き取り式USB Type-Cケーブルに加えてUSB Type-Cポートを1基備えており、2台の機器を同時に充電することも可能です。価格は6,299円から6,599円に設定されています。
車載用の「ESR Xtend 100W巻き取り式車載充電器」は、95センチメートルの巻き取り式ケーブルを2本内蔵しているのが特徴です。最大出力は67ワットと33ワットを合計した100ワットで、シガーソケットから同時に最大3台の機器へ給電できます。長距離のドライブでケーブルを忘れて充電できないというトラブルを避けたいユーザーに向いた製品といえるでしょう。価格は7,580円です。
発売時期と位置づけ
3製品はいずれも2026年9月中の発売が予定されています。ワイヤレス充電の高出力化が進むなかで発熱対策は各社共通の課題となっており、ファン搭載による能動的な冷却という方向性は、今後もアクセサリーメーカー各社の新製品で採用が広がっていく可能性があります。自宅用のCyclone、持ち運び用のXtend 45W、車載用のXtend 100Wと役割を分けたラインアップは、利用シーンに応じて充電器を使い分けたいユーザーにとって選びやすい構成といえます。
まとめ
ESRは冷却ファンを内蔵したQi2ワイヤレス充電パッドと、巻き取り式ケーブルを備えた壁掛け・車載用の充電器、合わせて3製品を2026年9月に国内発売します。いずれも「CryoBoost」技術による発熱抑制を軸に、自宅・外出先・車内という異なる利用シーンをカバーする構成になっており、高出力充電と携帯性を両立させたいユーザーにとって選択肢の1つとなりそうです。
