エレコムは、グループ会社のテスコム電機と共同開発した体重計を「TESCOM supported by ELECOM」ブランドとして、台湾市場で4月上旬から販売開始したと発表しました[1]。エレコムが開発した体重計をベースに、台湾市場のニーズへ合わせて仕様や表示をローカライズしたモデルです[1]。周辺機器で知られるエレコムが、グループの美容家電ブランドと組んで海外の生活家電市場に踏み込む取り組みとなります。

グループの強みを掛け合わせた海外展開

今回の体重計は、エレコムグループが進める海外事業拡大施策の一環として誕生した製品です[1]。エレコムとテスコムそれぞれの強みを掛け合わせ、グループとしての相乗効果を高める狙いがあります[1]。

販売とマーケティングの面では、テスコムが美容家電分野で培ったブランド力と流通網を活用します[1]。これにより、美容と日常的な健康管理という2つの領域でユーザーとの接点を広げ、あわせてエレコムグループの事業基盤の強化につなげるとしています[1]。テスコムは美容家電分野で実績を持つグループ会社で、エレコムが開発した体重計に同社の販路を掛け合わせる形です[1]。両社の領域を組み合わせることで、台湾市場での競争力を高める考えです[2]。

乗るだけで測れるステップオン式

発売した製品は、型番が「HCS-S03TW-WH」で、価格はオープン価格です[1]。毎日の使いやすさにこだわったコンパクトな体重計に仕上げられています[1]。

最大の特徴は、ボタンを押さずに乗るだけで電源が入るステップオンタイプを採用した点です[1]。測定のたびにスイッチを操作する手間がなく、計測の動作がそのまま起動につながります。本体は左右のバランスがとりやすいセパレートデザインを採用しており、安定して乗りやすい構造です[1]。表示部には黒色背景の液晶を採用し、暗い場所でも数値を見やすくしています[1]。脱衣所や寝室など照明を落とした環境でも、測定結果を確認しやすい設計といえます。

体組成計などラインアップ拡大も視野

エレコムは今後、体重計に加えて体組成計など、さらなる製品ラインアップの展開を検討しているとしています[1]。「TESCOM supported by ELECOM」では、エレコムグループの連携を通じてグローバル市場での事業拡大を目指す方針です[1]。

現時点で販売されているのは台湾市場向けで、日本国内での販売については発表されていません[1]。健康管理に関わる生活家電は、デザインや表示の見やすさといった日常の使い勝手が選定の決め手になりやすい分野です。周辺機器で磨いてきた設計力と、美容家電で築いた販路をどう融合させるかが、今後の海外展開の鍵になりそうです。

まとめ

エレコムとテスコムが共同開発した体重計が、「TESCOM supported by ELECOM」ブランドとして台湾市場で発売されました。乗るだけで電源が入るステップオン式や、暗所でも見やすい黒背景液晶など、日常使いを意識した仕様が特徴です。今後は体組成計などへのラインアップ拡大も検討されており、グループの強みを生かした海外展開の動きとして注目されます。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001396.000026881.html

出典:https://www.elecom.co.jp/news/release/20260428-03/