ZTEジャパンが、nubiaブランドの12インチタブレット「nubia Pad Plus(Wi-Fi)」を8月27日に発売します。税込39,800円という価格ながら、12インチのFHD+ディスプレイと8,000mAhのバッテリーを約550gの薄型ボディに収め、専用キーボードを付ければノートPCに近い形で使えます。4万円弱の大画面タブレットとして、何をどこまで盛り込んだのかを整理してみます。

12インチを550gに収めた薄型ボディ

本体サイズは約281×177×7.2mm、重さは約550gです。12インチクラスのタブレットは600gを超えるものも珍しくないため、この画面サイズで550gに収まっているのは扱いやすい部類に入ります。厚さも7.2mmと薄く、カバンに入れて持ち歩く前提の設計になっています。カラーはグレーの1色のみで、装飾を抑えた落ち着いた見た目です。

ディスプレイは12インチで解像度は2,000×1,200のFHD+。2つのアプリを左右に並べるマルチウィンドウに対応しており、オンライン会議の画面を出したまま資料を開いたり、動画を見ながらメモを取ったりする使い方を想定しています。12インチという面積があると、この2分割が実用に耐えるサイズで収まるのがありがたいところです。

音まわりはスピーカーを4基搭載するクアッドスピーカー構成で、Widevine L1にも対応します。Widevine L1は動画配信サービスをHD画質で再生するために必要な保護規格で、ここを落としている安価なタブレットは意外と多いため、動画視聴が主な用途になる人にとっては効いてくるポイントです。

専用キーボードはペアリングも充電も不要

別売りの専用キーボード(税込9,800円)は、Bluetoothではなく本体側の専用端子で接続します。そのためペアリング操作もキーボード自体の充電も必要なく、装着すればそのまま入力できます。キー配列はPCに近い形で、タッチパッドも備えています。

さらにUSB Type-C経由の映像出力にも対応しているため、ケーブル1本で外部ディスプレイへ画面をミラーリングできます。会議室のモニターに資料を映す、といった用途をタブレット単体で完結させられる構成です。なお外部ディスプレイと接続ケーブルは別売りで、機器やケーブルの組み合わせによっては利用できない場合があるとされています。

電池は8,000mAh、26W充電に対応

バッテリー容量は8,000mAhで、26Wの急速充電に対応します。ZTEジャパンが示す駆動時間は、音楽再生で約16.9時間、動画再生で約7.6時間、Web閲覧で約9.5時間です。いずれもnubia Labによる測定値で、実際の使用環境によって変動します。ただし急速充電に対応する充電アダプターは同梱されないため、26Wを活かすには対応充電器を別途用意する必要があります。

主なスペック

項目 内容
ディスプレイ 12インチ FHD+(2,000×1,200)
OS Android 16
CPU UNISOC T820
メモリ/ストレージ 6GB/128GB
バッテリー 8,000mAh(26W急速充電対応)
サイズ/重さ 約281×177×7.2mm/約550g
カメラ メイン約1,300万画素/フロント約800万画素
無線 IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
スピーカー クアッドスピーカー
その他 Widevine L1、顔認証、IPX2、3.5mmイヤホンジャック、USB Type-C映像出力

チップはUNISOC T820、メモリは6GB、ストレージは128GBという構成です。無線はWi-Fi 5世代(802.11ac)まで、Bluetoothは5.0で、最新規格を追いかける仕様ではありません。重い3Dゲームを常用する人には物足りない一方、動画視聴、資料閲覧、オンライン学習といった用途に狙いを絞った割り切りとして見れば筋は通っています。防水性能はIPX2にとどまるため、水回りでの使用は控えめにしておくのが無難です。

発売記念の数量限定セットは42,800円

発売日は8月27日、本体価格は税込39,800円です。専用キーボードは単体で税込9,800円のため、両方そろえると合計49,600円になります。

これに対し、発売を記念した数量限定セットが用意されており、本体と専用キーボードの組み合わせを税込42,800円で購入できます。差額は6,800円で、キーボードまで使う前提であればセットを選んだほうが素直にお得です。数量限定のため、なくなり次第終了となります。

販売はノジマ、ビックカメラ、ヨドバシカメラといった量販店に加え、Amazon、トレテク!ソフトバンクセレクション、Yahoo!ショッピング、楽天市場などのECサイトで行われます。予約や販売開始のタイミング、実際の販売価格は取扱各社によって異なります。

まとめ

nubia Pad Plus(Wi-Fi)は、12インチの大画面と8,000mAhのバッテリーを約550gに収め、税込39,800円で登場する実用重視のタブレットです。チップや無線規格は控えめですが、Widevine L1対応やクアッドスピーカー、ペアリング不要の専用キーボードなど、動画視聴と軽作業を1台でこなす方向にきちんと寄せています。キーボードまで使うなら、42,800円の数量限定セットが最初の狙い目になりそうです。