Appleが2026年10月13日に、新型のスマートホームハブ、HomePod miniの新モデル、Apple TVの新モデルの計3製品を発表する見通しだと、Bloombergなどが報じています。いずれもApple自身の発表ではなく、価格や発売日も明らかになっていません。長く待たれてきたSiriの刷新と家庭向けデバイスが、ようやく結びつく形です。
発表が見込まれる3製品
報道によると、10月13日に登場するのは次の3製品です。
- 新型スマートホームハブ(社内コード J490)
- HomePod miniの新モデル
- Apple TVの新モデル
HomePod miniは2020年の登場以来、Apple TVは2022年のモデル以来の刷新になるとされています。一方、大型のHomePodは今回の対象外で、高度なSiri機能の準備が整うのを待っている段階だと伝えられています。
発表がフルイベントの動画になるのか、プレスリリースと短い動画だけになるのかは、現時点で分かっていません。
注目はスマートホームハブ
最も注目されているのが、画面付きのスマートホームハブです。報道を総合すると、次のような製品像が浮かびます。
- 約6インチの四角いディスプレイを備え、据え置き型のほか、壁掛けに対応した派生モデルも用意される
- バッテリーは持たず、USB-C経由で給電する
- 声やフロントカメラで家族を見分け、本人ごとに連絡先やカレンダー、アプリの並びを切り替える
- FaceTime通話、音楽再生、レシピ表示、写真表示、スマートホーム機器の操作に対応する
来客向けのゲストモードも検討されており、個人のデータが見えないように配慮されるといいます。本人を識別できないときは、手元のiPhoneで認証する仕組みも報じられています。
Amazon Echo ShowやGoogle Nest Hubと同じ市場に踏み込む製品であり、Appleが家庭内の「入口」を取りにいく動きと言えそうです。
HomePod miniとApple TVの見どころ
HomePod miniは、より新しいチップを積み、ピンクやグリーンといった新色が加わるとの情報があります。Apple TVも新しいプロセッサへ更新される見込みです。報道の一部には、無線LANの新規格への対応やメモリ増強といった具体的な話もありますが、現段階では未確認の情報です。
3製品に共通する最大の目玉は、新しいSiriです。AIを備えたSiriは今年に入ってベータ版の提供が始まったばかりで、家庭向け製品はその受け皿になるとみられます。
長く遅れてきたハブ計画
このハブは、当初の計画から大きく遅れてきたと報じられています。背景にあるのは、Siriの高度化が予定どおりに進まなかったことです。ハードウェアの完成度よりも、頭脳となるSiriの準備が製品投入の足かせになっていた格好です。
今回の報道が正しければ、AI版Siriの実装が一巡したことで、ようやく家庭向け製品に展開できる段階に入ったことになります。
まとめ
Appleが10月13日にスマートホームハブ、HomePod mini、Apple TVを発表するという情報は、複数のメディアが伝えていますが、いずれもBloombergの報道が起点で、Appleからの公式な告知はまだありません。価格、発売日、詳細な仕様は発表を待つ必要があります。新Siriを軸に、Appleの家庭向け戦略がどこまで形になるのか、来週の発表が注目されます。
