株式会社CIOは2026年9月18日、3本の巻き取り式USB-Cケーブルを専用クレードル(台座)にまとめて収納できる「CIO ケルベロス」を一般販売しました[1]。デスク上に散らかりがちな充電ケーブルを一箇所に集約し、使う時だけ引き出して使い終わればすっと収納できる製品で、価格は7,480円(税込)です[1]

monographの自作装置がきっかけで商品化

「CIO ケルベロス」は、暮らしのモノを発信するメディア「monograph」の堀口英剛氏の着想をもとに生まれた製品です[1]。きっかけは2024年、堀口氏が自身のYouTubeチャンネルで公開した動画でした。動画の中で堀口氏は、巻き取り式USB-Cケーブルを3本まとめ、デスク下で管理できるよう必要な時だけ引き出して使える装置を自作し、「ケルベロス」と名付けました[1]

煩雑になりがちなケーブル環境を整理するこの発想は話題となり、動画のコメント欄には商品化を望む声が寄せられました[1]。CIOもその考えに共感し、堀口氏とともに製品化に向けた開発をスタート。「必要な時だけサッと取り出し、使い終われば元の場所へ戻る」という使い心地にこだわって完成させたのが、今回発売された「CIO ケルベロス」です[1]

3本のケーブルを一箇所に集約、片手でサッと引き出せる設計

本体は、コードリール式USB-Cケーブルを3台まとめて収納できる専用クレードルを採用しています。スマートフォンやタブレット、ノートPCなど、デスクまわりで使う充電ケーブルを一箇所に集約し、必要な時だけ引き出して、使い終わればすっきり収納できます[1]

デスク下に設置した状態でも取り出しやすいよう、USB-C端子部分の使い勝手にもこだわりました。端子部分を指で下から弾くと、USB-C端子が約60度に立ち上がる構造を採用しています。さらに、コードリールのケーブル口にはCIO独自のガイドカット形状を採用し、デスク下など目視しにくい場所でも、手探りで端子をつまんで引き出しやすいよう設計されています[1]。クレードル内部には3台のコードリールをそれぞれ収めるガイド構造があり、マグネットの力で定位置へ収まる仕組みです[1]

内蔵するUSB-Cケーブルは、リール側が約67cm、固定側が約11.6cmです。USB Power Delivery 3.0に対応し、最大100Wの充電が可能で、スマートフォンやタブレットから、対応するノートPCまで幅広い機器の充電に使用できます(DisplayPort Alternate Modeには非対応です)[1]。Amazon.co.jpの製品ページによれば、最大480MbpsのUSB 2.0データ転送にも対応しており、ノートPCとスマートフォン間のファイル移動などにも利用できます[2]

デスク上でもデスク下でも設置できる2WAY構造

専用クレードルの底面にはマグネットを搭載しており、スチール製デスクなどマグネットが付く場所であればそのまま設置できます。木製デスクなどマグネットが使用できない環境向けには、取り付け用の3M製両面テープも同梱されており、天板裏に設置してケーブルそのものを普段の視界から隠すことも可能です[1]

なお、3つのコードリールユニットはクレードルから個別に着脱でき、縦横6cm以下の手のひらサイズという設計です。単体を取り出して持ち運べば、出張やカフェでの作業、会議への持ち出し用ケーブルとしても使えます[2]

単体版「CIO SnapReel Cable」も同時発売

「CIO ケルベロス」に使用しているコードリール式USB-Cケーブル単体も、「CIO SnapReel Cable」として同時に一般販売されます。使う分だけケーブルを引き出し、使い終わればワンアクションで収納できる片引きタイプのコードリール式USB-Cケーブルで、価格は2,400円(税込)、カラー展開はケルベロスと同じくブラックとホワイトの2色です[1]

まとめ

「CIO ケルベロス」は、YouTubeで話題になった自作アイデアを起点に、CIOと考案者本人のコラボレーションで製品化された充電ケーブル収納システムです。3本のコードリール式USB-Cケーブルを一箇所にまとめ、最大100W出力にも対応しながら、デスク上・デスク下どちらにも設置できる柔軟さを備えています。価格は7,480円(税込)で、2026年9月18日から発売されています。

出典[1]:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000694.000043212.html

出典[2]:https://www.amazon.co.jp/dp/B0HBV8CWGP