ラディウスが、ノイズキャンセリング機能を備えたUSB-C接続の有線イヤホン「HP-NE30C」を2026年7月4日に発売します。スマートフォンやタブレットのUSB-C端子に挿すだけで使え、イヤホン自体を充電する必要がありません。フィードフォワード方式のノイズキャンセリングに加え、最大24bit/96kHzのハイレゾ再生や独自形状のイヤーピースを組み合わせ、価格は5,500円(税込)に抑えています。完全ワイヤレスが主流のなかで、あえて有線ならではの手軽さと安定性を打ち出した一台です。
充電不要のUSB-C接続、電池切れを気にせず使える
HP-NE30Cの一番の特徴は、給電を接続先の端末から受けるUSB-C接続を採用した点です。イヤホン内部にバッテリーを持たないため、使う前の充電や、外出先での電池切れを気にする必要がありません。新幹線や飛行機での長時間移動でも、ノイズキャンセリングをつけっぱなしにしたまま使い続けられます。
ノイズキャンセリングは、左右のイヤホンに内蔵したマイクで周囲の騒音を拾い、その逆位相の音をぶつけて打ち消すフィードフォワード方式です。電車内や駅構内、街中、カフェといった騒がしい場所でも、音楽や通話の聞き取りやすさを保ちます。加えて、イヤホンをつけたまま周囲の音を取り込めるアンビエントサウンド機能も搭載しており、駅のアナウンスや急な会話にもイヤホンを外さず対応できます。
有線接続には、遅延の少なさという利点もあります。Bluetoothのようなワイヤレス接続と違い、電波干渉や伝送遅延の影響を受けにくいため、動画視聴では口の動きと音がずれにくく、リズムゲームやアクションゲームでも操作と音のずれを抑えられます。
遮音性を高める独自形状「ディープマウントイヤーピース」
装着感を左右するイヤーピースには、ラディウス独自の「ディープマウントイヤーピース」を採用しました。一般的なイヤーピースより耳の奥の広い範囲でフィットする形状で、密閉性を高めることで豊かな低音と安定した装着感を両立します。
物理的に外の音を遮るパッシブノイズキャンセリング効果も持っており、電子的なノイズキャンセリング機能と組み合わさることで、より高い遮音性を発揮する仕組みです。カラーによって質感が異なり、ホワイトの「HP-NE30CW」はクリアで耳への密着感が高く、ブラックの「HP-NE30CK」はマットでさらっとした着け心地に仕上げています。付属のイヤーピースはXS・S・M・Lの4サイズで、耳の大きさに合わせて選べます。
ハイレゾ対応と多機能リモコン、音質と操作性も両立
音質面では、最大24bit/96kHzのハイレゾ再生に対応する高性能DACと、口径12mmのダイナミック型ドライバーを内蔵します。対応する音源をつなぐだけで、細かなニュアンスまで含めたバランスの良いサウンドを楽しめます。再生周波数帯域は20Hz〜40,000Hz、インピーダンスは32Ω、出力音圧レベルは108±1dB/mWという仕様です。
ケーブルには通話用マイク付きの多機能リモコンを備えます。再生や停止、曲送り・曲戻し、音量調整に加え、ノイズキャンセリング・アンビエントサウンド・通常モードの切り替え、着信の受話・終話、音声アシスタントの呼び出しまで手元で操作できます。ケーブル被膜には柔らかいTPE素材を使い、衣服とのこすれで生じるタッチノイズを軽減。付属のケーブルクリップで衣服に留めれば、ケーブルの揺れも抑えられます。ケーブルの長さは約120cmのY型で、重量はケーブル込みで約18gと軽量です。
ハイレゾ再生をより楽しむための仕掛けもあります。本製品を接続している間は、ハイレゾ再生アプリ「NePLAYER」の無料版「NePLAYER Lite」で、通常は課金が必要なハイレゾ再生機能を追加費用なしで使えます。
価格・カラー・発売日
HP-NE30Cは2026年7月4日の発売で、市場想定価格は5,500円(税込)です。カラーはホワイト「HP-NE30CW」とブラック「HP-NE30CK」の2色を用意します。付属品は、ディープマウントイヤーピース(XS・S・M・Lの各1セット)、ケーブルクリップ、取扱説明書(保証書)です。
まとめ
HP-NE30Cは、充電不要のUSB-C接続に、フィードフォワード方式のノイズキャンセリングとアンビエントサウンド、最大24bit/96kHzのハイレゾ対応、独自形状のディープマウントイヤーピースを組み合わせた有線イヤホンです。多機能リモコンやマイクも備え、価格は5,500円(税込)に収めています。完全ワイヤレスの手軽さとは別の軸で、電池切れや接続の不安定さを避けたい人にとって、扱いやすい選択肢になりそうです。
