アンカー・ジャパンは2026年5月27日、オーディオ&ビジュアルブランド「Soundcore」から完全ワイヤレスイヤホンの新フラッグシップ「Soundcore Liberty 5 Pro Max」と「Soundcore Liberty 5 Pro」を発売しました。両モデルはAnkerが独自開発したAIチップ「Thus」を初搭載し、ウルトラノイズキャンセリング4.0や通話性能のG-MOSスコアでギネス世界記録に認定されるなど、Anker史上最高クラスの仕様を謳います。価格は税込26,990円と36,990円です。
独自AIチップ「Thus」を初搭載
Soundcore Liberty 5 Proシリーズ最大の特徴は、Anker独自開発のAIチップ「Thus」を完全ワイヤレスイヤホンとして初めて搭載した点です[1]。従来のイヤホン用チップは情報を処理するCPUと、データを保管するメモリが分離した構造でしたが、「Thus」はこの2つを一体化しています。これによりCPUとメモリ間のデータ移動に必要だった消費電力を大幅に削減でき、その余力を演算処理に振り向けられる設計です。
アンカー・ジャパンによると、イヤホン内部での演算処理性能は前モデルの「Soundcore Liberty 4 Pro」と比較して最大150倍に向上したとしています[1]。ノイズキャンセリングや通話処理、AIボイスレコーダーといった機能は、いずれもこの演算処理性能の余裕に支えられたものです。なお「Thus」の詳細はAnker Japan公式ブログでも解説されています[2]。
「Thus」と新搭載の8つのセンサーを組み合わせたウルトラノイズキャンセリング4.0は、Liberty 4 Proと比較しておよそ2倍のノイズキャンセリング強度を実現しました[1]。電車内やオフィスといった環境音が変化しやすい場所でも、リアルタイムにノイズの種類を解析しながら最適な強度で打ち消すアプローチです。
ギネス世界記録に認定された通話性能
通話品質も今回のシリーズで大きく刷新された要素です。8基のマイクと骨伝導センサーを組み合わせ、「Thus」によるAI処理で周囲のノイズと話者の声を分離します[1]。アンカー・ジャパンは、完全ワイヤレスイヤホンにおける最高通話性能スコア(G-MOS)としてギネス世界記録に認定されたと発表しました。認定対象は「Soundcore Liberty 5 Pro」で、認定日は2026年4月、英語の記録名は「Highest speech quality score (G-MOS) for TWS earbuds (objective test)」とされています[1]。
G-MOSは音声品質を客観的に評価するスコアで、駅のホームやカフェなど騒がしい環境で話し手の声がどれだけクリアに届くかを示す指標として使われています。この種のスコアでギネス世界記録の認定を受けた完全ワイヤレスイヤホンは、ハードウェアとソフトウェアの両面で通話に最適化された設計であることを意味します。アンカー・ジャパンは在宅ワークやオンライン会議が定着した現在、ビジネス用途で選ばれるイヤホンには通話品質の高さが欠かせないと位置づけています[1]。
Liberty 5 Pro MaxはAIボイスレコーダー機能を搭載
上位モデルの「Soundcore Liberty 5 Pro Max」は、充電ケース自体にAIボイスレコーダー機能を一体化しているのが大きな特徴です[1]。会議や商談、インタビューなどの音声を充電ケースのワンタッチ操作で録音し、AIによる文字起こしと要約までを自動で処理します。Ankerは2025年に発売した世界最小クラスのAIボイスレコーダー「Soundcore Work」で、文字起こし機能の運用ノウハウを蓄積しており[3]、その流れをイヤホンの充電ケースに組み込んだ格好です。
イヤホンと録音デバイスを別々に持ち歩く必要が無いため、移動の多いビジネス利用者にとっては荷物を減らせる利点があります。価格は税込36,990円で、ワイヤレス充電はマグネット式に対応します[1]。一方、税込26,990円の通常モデル「Soundcore Liberty 5 Pro」はAIボイスレコーダーを省き、ワイヤレス充電は標準のQi方式となります。AIボイスレコーダーが不要なら通常モデル、商談や会議の録音活用まで一台で完結させたい場合はMaxという選び分けが想定されます。

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Anker Soundcore Liberty 5 Pro Max(完全ワイヤレスイヤホン)
音響と接続性も最高クラスの仕様
音響面では、両モデルとも9.2mmのダイナミックドライバーを搭載しています[1]。歪みを抑えつつ、中高音域のクリアさと低音域の迫力を両立する設計です。コーデックはハイレゾ相当のLDACに対応し、立体音響規格のDolby Atmosにも最適化されました。LDACはソニーが開発した高音質コーデックで、対応機器と組み合わせることでワイヤレスでも情報量の多いサウンドを再生できます。
充電ケースにはディスプレイが搭載されており、電池残量の確認やノイズキャンセリングの強度調整、Liberty 5 Pro MaxではAIボイスレコーダーの録音開始まで、スマートフォン側のアプリを開かずに操作できます[1]。最大3台のマルチポイント接続にも対応し、PCとスマートフォンを行き来する使い方でも接続切り替えが滑らかです。
販売チャネルはAnker Japan公式オンラインストアの特設ページ[4]のほか、直営店のAnker Store、Amazon.co.jp、楽天市場、一部の家電量販店です[1]。Soundcore Libertyシリーズは「Liberty Air 2 Pro」「Liberty 4」「Liberty 4 NC」「Liberty 4 Pro」「Liberty 5」「Liberty Buds」の累計で国内250万台を突破しており[1]、今回のフラッグシップ刷新はその系譜を継ぐ位置づけとなります。
まとめ
Soundcore Liberty 5 ProシリーズはAnker独自のAIチップ「Thus」を初搭載し、ノイズキャンセリング強度を前モデル比約2倍、通話性能では完全ワイヤレスイヤホンとしてギネス世界記録に認定されるなど、Anker史上最高クラスの仕様を打ち出しました。AIボイスレコーダーを内蔵するLiberty 5 Pro Maxは税込36,990円、通常モデルのLiberty 5 Proは税込26,990円という価格設定で、ビジネス用途を強く意識したフラッグシップ刷新といえます。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000653.000016775.html
出典:https://www.ankerjapan.com/blogs/magazine/what-is-thus
出典:https://www.ankerjapan.com/pages/soundcore-work
出典:https://www.ankerjapan.com/pages/soundcore-liberty-5-pro-series
