充電器メーカーの株式会社CIOが、Qi2.2ワイヤレス充電と脱着式USB-Cケーブルを内蔵した5000mAhのモバイルバッテリー「SMARTCOBY Ex04 Wireless2.2 CABLE SS5K」を発売します。メーカー希望小売価格は7,130円(税込)。Amazon.co.jpやCIO公式オンラインストアなどで2026年3月27日に予約販売を開始し、3月31日から一般販売を始めます[1]。
燃えにくさを追求した半固体系バッテリーセルを採用
最大の特徴は、発火の原因となる電解液を抑えた「半固体系」のバッテリーセルを採用した点です[1]。CIOによる定義に基づく運用上の呼称ですが、従来の液体電解質型と比べて熱暴走のリスクを下げることを狙った設計です。
さらに、放熱設計「NovaCore C2」と熱探知による出力制御機能「NovaSafety S2」を組み合わせています[1]。本体温度を常に監視し、高負荷時には自動で電力を絞ることで発熱を抑える仕組みで、長く安心して使える日常用バッテリーを目指したと説明されています。
モバイルバッテリーの発火事故は社会的にも注目度の高いテーマで、CIO自身も2025年1月に旧モデル「SMARTCOBY Ex01 SLIM Qi2 & Cable」で一部製造ロットの自主回収を実施しています[2]。今回のEx04はその後継機にあたり、安全面への配慮はそうした経緯も踏まえた設計となっています。
Qi2.2で最大25W、有線では最大20W出力に対応
ワイヤレス充電はQi2.2規格に対応し、最大25Wの出力に対応します[1]。MagSafeに対応したスマートフォンであれば、ピタッと吸着させたままケーブルなしで急速充電できます。CIOによれば、iPhone 17 Proを30分充電した場合、Qi2.2のワイヤレス充電で35パーセントまで充電できる設計です[1]。
有線充電も内蔵USB-Cケーブル経由で最大20Wに対応します[1]。ワイヤレスと比べてエネルギーロスを抑えやすく、急ぎの場面ではより安定かつスピーディーに充電できる仕様です。CIOの想定では、iPhone 17 Proを30分充電した場合の到達率は48パーセント、Google Pixel 10 Proでは37パーセントとなっています[1]。
ワイヤレス充電は配線をなくせる手軽さが魅力ですが、出力効率では有線に分があります。シーンに応じて「普段は吸着+ワイヤレス」「急ぎのときは内蔵ケーブルで有線」と使い分けられる設計は、日常使いに向いていると言えそうです。
約21cmの脱着式USB-Cケーブルを内蔵
本体には約21cmの脱着式USB-Cケーブルが内蔵されています[1]。ケーブルを別に持ち歩く必要がないため、外出先で「バッテリーはあるのにケーブルを忘れた」というありがちなトラブルを構造的に避けられる設計です。
着脱式である点もポイントで、万が一断線した際にはケーブルだけを交換できる仕様になっています[1]。完全に一体化したタイプではケーブル故障時に本体ごと使えなくなりがちで、その意味では長く使える配慮と言えるでしょう。
普段はすっきりした外観を保ち、必要なときだけケーブルを引き出して使えるため、携帯性と実用性のバランスを取った設計に仕上がっています。完全パススルー充電にも対応しているため、本体を充電しながら接続したスマートフォンへも給電できます[1]。
約14mm厚・約151gでiPhoneの幅に収まるサイズ感
5000mAhの容量を備えながら、本体サイズは約100×70×14mm、重量は約151gに抑えられています[1]。iPhoneの幅に収まりやすいサイズ感で、MagSafeで吸着させてスマートフォンと一緒に持ったときにも手のひらに収まりやすい設計です。
5000mAhはスマートフォン1台を1回フル充電するのに過不足のない容量帯です。重量を抑えたいユーザーにとって、10,000mAhクラスの大容量モデルは持ち歩きの負担になりがちですが、Ex04は「外出時に1日分を確保する用途」に絞ることで薄型・軽量を実現したと言えます。
カラー展開はブラックとホワイトの2色ですが、ホワイトは後日販売予定とアナウンスされています[1]。発売直後に手にできるのはまずブラックモデルになる見込みです。
まとめ
SMARTCOBY Ex04 Wireless2.2 CABLE SS5Kは、半固体系バッテリーセルとQi2.2対応のワイヤレス充電、脱着式USB-Cケーブル内蔵という3つの特徴を1台にまとめた5000mAhのモバイルバッテリーです。約14mm厚・約151gと薄型軽量に仕上げつつ、最大25Wのワイヤレス充電と最大20Wの有線充電に対応します。メーカー希望小売価格は7,130円(税込)、2026年3月27日に予約販売を開始し3月31日に一般販売が始まります。安全性とMagSafeでの吸着運用を両立した1台を求めるユーザーにとって、有力な選択肢になりそうです。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000628.000043212.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000633.000043212.html
