AI回答エンジンを展開するPerplexity AIが、世界各都市で開催しているグローバルイベントシリーズ「Ask」の初の東京版「Ask Tokyo」を2026年5月12日に開催しました[1]。ソフトバンクやアストラゼネカ出身の幹部らが登壇し、企業がAIをどう実務へ落とし込むかを議論したほか、来日したPerplexityの経営陣が次世代AIインフラとしての最新アップデートを国内で初めて披露しています。
サンフランシスコ・ニューヨークに続く東京初開催
「Ask Tokyo」は、AI回答エンジン「Perplexity」を展開するPerplexity AI, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、共同創業者兼CEO:アラヴィンド・スリニヴァス)が開いたイベントです[1]。同社が世界各都市で展開している「Ask」シリーズのうち、サンフランシスコ、ニューヨークでの開催に続く形で、初の東京版が実現しました[1]。
会場は渋谷スクランブルスクエア15階の「SHIBUYA QWS スクランブルホール」で、招待制の対面イベントとして実施されました[1]。開催は2026年5月12日の16時30分から19時30分まで(受付開始は16時)で、使用言語は日本語と英語、同時通訳付きという構成です[1]。掲げられたテーマは「AIがコンピューターになる時代(When AI Becomes the Computer)」で、AIがビジネスとクリエイティビティをどう変えるのかを軸に据えています[1]。
対象は日本のエンタープライズ企業のリーダーやAI実務担当者で、各社のリーダー陣がAIを実務へ導入し、安全かつ効果的に組織の生産性を変革している「実践知」を共有する場と位置づけられました[1]。
ソフトバンク・アストラゼネカ幹部らが登壇、実践とガバナンスを議論
登壇者には、テック・医療・データ戦略を牽引する顔ぶれが揃いました[1]。オープニングキーノート「AIがコンピューターになる時代」には、Perplexity AI, Inc. 最高ビジネス責任者(CBO)のDmitry Shevelenko氏が立っています[1]。
続くエンタープライズ・パネル「企業はAIをいかに社会実装するか:実践とガバナンス」には、ソフトバンク株式会社 常務執行役員の宮澤弦氏、Taka Horii & Co. Founder and CEOでアストラゼネカ株式会社の前代表取締役社長/現シニア・アドバイザーである堀井貴史氏、そして国民健康基盤 代表取締役会長の鍵本忠尚氏が登壇しました[1]。企業がAIを社会へ実装する際の実践面とガバナンスをどう両立させるかが論点です[1]。
このほか、エンタープライズ・キーノート「信頼性・精度・マルチモデル運用」をPerplexity AI, Inc. APAC代表の森田俊氏が務め、ファイヤーサイド・トークにはMusic ProducerやCreative Directorとして活躍するm-floのVERBAL氏が迎えられました[1]。当日は16時30分のオープニングキーノートに始まり、エンタープライズパネル、エンタープライズキーノート、ファイヤーサイドトークと進行し、18時30分からはネットワーキングレセプションが設けられています[1]。
Comet BrowserとAIエージェント「Comet Assistant」も国内で披露
今回の東京開催では、Perplexityの経営陣およびプロダクトチームも来日し、次世代AIインフラとしての最新アップデートを日本で初公開しました[1]。エンタープライズ向けの催しでありながら、製品面の最新動向を国内の聴衆へ直接示した点が特徴です。
Perplexityは2022年に設立されたAI企業で、「世界中の好奇心を加速させること(power the world's curiosity)」をミッションに掲げています[1]。同社は、信頼できる情報源と深いリサーチに基づき、インライン引用(出典明示)付きで質問に回答する回答エンジン「Perplexity」を開発しています[1]。さらに、初のAIネイティブなWebブラウザであり、AIエージェント「Comet Assistant」を搭載した「Comet Browser」も提供しています[1]。
出典付きで回答する設計を強みにしてきた同社が、エンタープライズ・キーノートで「信頼性・精度・マルチモデル運用」を掲げた点は、企業利用で重視される正確性と説明可能性を意識した訴求と言えそうです。日本のエンタープライズ市場に向けて経営陣自らが製品アップデートを示したことからも、同社が国内のビジネス領域を本格的なターゲットに据えている様子がうかがえます。
まとめ
Perplexityが開いた「Ask Tokyo」は、グローバルイベント「Ask」シリーズの東京初開催で、ソフトバンクやアストラゼネカ出身の幹部、国民健康基盤の代表らが登壇し、企業のAI実装と統治のあり方を議論する場となりました。来日した経営陣が次世代AIインフラの最新アップデートを国内で初公開し、回答エンジンやAIブラウザ「Comet Browser」を軸とする同社の戦略を、日本のエンタープライズ層へ直接訴える機会になっています。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000157647.html
