マウスコンピューターは、幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2026にあわせて、ゲーミングブランド「G TUNE」と「NEXTGEAR」の新製品4機種を発表しました。ノートPC向けCPUをデスクトップ機に転用した静音モデルや、水冷オーバークロック仕様のハイエンド機がラインナップに加わり、9月17日正午から順次発売が始まっています。

ノートPC向けCPUで静音デスクトップを実現

NEXTGEARブランドからは、Intelのノート向けCPUであるCore Ultra 5 プロセッサー 245HXを搭載した「JG-I5G60」と「JG-I5G7L」の2機種が登場しました。本来はノート機向けに設計された低消費電力のCPUをデスクトップ機に転用することで、発熱を抑えつつ処理性能を確保しているのが特徴です。負荷が低いときにはケースファンが完全に停止するセミファンレス仕様を採用しており、動画視聴やブラウジングといった軽い作業では駆動音がほとんど気にならない設計になっています。

GPUはJG-I5G60がGeForce RTX 5060、JG-I5G7LがGeForce RTX 5070の水冷オーバークロック版を搭載し、メモリは16GB、ストレージは500GBのNVMe SSD(Gen4x4)を採用しています。価格はJG-I5G60が239,800円から、JG-I5G7Lが349,800円からで、いずれも9月17日正午に発売されました。

ハイエンド機はデュアル水冷でオーバークロックを安定運用

上位のG TUNEブランドでは、「FZ-I5G7L」と「FZ-I7G7L」の2機種が加わりました。CPUはそれぞれIntelのCore Ultra 5 プロセッサー 250K Plus、Core Ultra 7 プロセッサー 270K Plusを搭載し、GPUは両モデルともGeForce RTX 5070の水冷オーバークロック版です。冷却機構メーカーのAsetekと協業したデュアル水冷システムをオプションで選べる点が特徴で、高いオーバークロック性能を発揮しながら動作音を抑える狙いがあります。

メモリは32GB、ストレージは1TBのNVMe SSD(Gen4x4)を搭載し、価格はFZ-I5G7Lが569,800円から、FZ-I7G7Lが589,800円からとなっています。こちらも9月17日正午に発売が始まりました。

クラウドゲーミング向けのタブレットドックも参考出展

会場では、量産前の参考出展としてタブレット向けドッキングステーションも披露されました。手持ちの「mouse M2」タブレットに専用ドックを組み合わせることで、クラウドゲーミングサービスを使い、通信環境さえあれば重量級のタイトルを外出先でも楽しめるようにする構想です。ドック側にコントローラー用のポートをまとめる設計になっており、普段使いのタブレットをそのまま流用できる点も工夫されています。発売時期は未定で、あくまで開発中のコンセプト展示という位置づけです。

まとめ

マウスコンピューターは東京ゲームショウ2026にあわせ、ノートPC向けCPUを転用した静音志向のNEXTGEAR新機種と、デュアル水冷でオーバークロック性能を安定させたG TUNEの上位機種をそろって投入しました。会場ではクラウドゲーミング向けのタブレットドック構想も披露されており、据え置き・携帯どちらの遊び方にも対応する製品ラインの広がりが見て取れます。新モデルはいずれも9月17日正午から販売中です。