Amazon は 2026 年 5 月 12 日、ノート機能を備えた電子書籍リーダー「Kindle Scribe」を刷新し、新「Kindle Scribe シリーズ」3 機種を日本で発売すると発表しました[1]。シリーズには Kindle Scribe 初のカラーディスプレイを搭載する「Kindle Scribe Colorsoft」が加わり、薄型化・軽量化と新クアッドコアチップによる高速化も同時に図られています[1]。5 月 12 日から Amazon.co.jp で予約を受け付け、出荷開始は 6 月 10 日(水)の予定です[1]。

新シリーズ 3 機種、最上位の Colorsoft は 32GB で 106,980 円から

新シリーズは「Kindle Scribe Colorsoft」「Kindle Scribe」「Kindle Scribe フロントライト非搭載モデル」の 3 機種構成です[1]。価格(いずれも税込)は、Kindle Scribe Colorsoft が 32GB で 106,980 円、64GB で 115,980 円、Kindle Scribe が 32GB で 89,980 円、64GB で 98,980 円、フロントライト非搭載モデルが 16GB で 72,980 円となっています[1]。Colorsoft はグラファイトとフィグの 2 色、他 2 モデルはグラファイトのみの展開です[1]。

3 機種とも 11 インチの反射防止ディスプレイを搭載し、本体サイズは 189 x 245 x 5.4 mm、重さは 400g に統一されています[1]。Amazon によれば、前モデルからの薄型化・軽量化に加え、新しいクアッドコアチップと増量メモリ、最新の Oxide ディスプレイ技術により、手書きとページめくりの速度が 2024 年発売の Kindle Scribe と比較して約 40 % 向上したとしています[1]。

なお、Kindle Scribe Colorsoft は 2025 年 10 月に米国などで先行発売されており、米 Amazon.com では 32GB が 629 ドル、64GB が 679 ドルで販売されています[2][3]。日本の 32GB モデル 106,980 円は、現在の為替レート 1 ドル 157 円換算[4]で約 680 ドル相当となり、米国価格に対して数十ドル分の上乗せにとどまる水準です。※1ドル157円換算

Colorsoft は独自カスタム技術で「目に優しい色合い」を狙う

「Kindle Scribe Colorsoft」は Kindle Scribe としては初のカラーディスプレイ搭載モデルで、カラー表示と色付きの書き込みに対応します[1]。Amazon はディスプレイに独自カスタムの Colorsoft 技術を採用し、カラーフィルターと窒化物 LED を用いたライトガイドで、ディテールを保ちながら柔らかな色合いを実現したと説明しています[1]。手書きについては、新開発のレンダリングエンジンで色彩表現と高速描画を両立させたとしています[1]。

カラーペンは 10 色、ハイライターは 5 色を用意し、書く・描く・注釈を付けるそれぞれの用途で使い分けられます[1]。アーティストやクリエイター向けには、なめらかなグラデーションや繊細なトーン表現が可能な「シェーダーツール」が新たに加わりました[1]。

書き心地に関わるハードウェア面では、新しいテクスチャ成形ガラスでペン先の摩擦感を調整し、紙のような適度な抵抗を生み出すと案内されています[1]。ディスプレイスタックも再設計し、ペン先と表示の視差(パララックス)をさらに縮めたとしています[1]。先行発売された米国版では、Colorsoft はカラーノートやハイライトの実用性が評価される一方、価格水準についてはレビューの評価が分かれており、メモ機能を重視する Kindle ユーザー向けの位置付けと整理されています[5]。

一新したホーム画面と Google Drive・OneDrive 連携、出荷は 6 月 10 日

ソフトウェア面では、ホーム画面に「クイックノート」を追加し、最近開いた本・文書・ノートブックへ素早くアクセスできるようにしたと案内されています[1]。Google Drive と Microsoft OneDrive に対応し、デバイス上にドキュメントをインポートしてメモを書き込めるほか、作成したノートを Microsoft OneNote にエクスポートする機能も追加されました[1]。フォルダー単位でノート・本・ドキュメントを整理できる「ワークスペース」も用意されています[1]。

別売りの純正カバーも刷新され、植物性レザーカバーが 13,480 円(税込)で 2 色、プレミアムレザーカバーが 17,980 円(税込)で 2 色、新登場の手帳型プレミアムレザーカバーが 20,980 円(税込)で 3 色展開となっています[1]。

予約は 5 月 12 日に Amazon.co.jp の各製品ページで開始しており、出荷は 6 月 10 日(水)を予定しています[1]。なお、Kindle Scribe フロントライト非搭載モデルは、フロントライト関連の機能(明るさ自動調整、色調調節ライト)を搭載しない構成となっており、価格を 16GB で 72,980 円に抑えています[1]。

まとめ

Amazon は 2026 年 5 月 12 日、Kindle Scribe シリーズを 3 機種構成へ拡充し、初のカラーディスプレイ搭載モデル「Kindle Scribe Colorsoft」を日本市場に投入しました[1]。価格は税込 72,980 円から 115,980 円までの幅で、目的と予算に応じて選びやすいラインアップになっています[1]。同時に新クアッドコアチップやテクスチャ成形ガラス、クラウド連携機能の強化が入っており、米国版で評価された読み書きの完成度が日本でも 6 月 10 日の出荷から確かめられる見込みです[1][5]。

出典:https://www.aboutamazon.jp/news/devices/new-kindle-scribe-series

出典:https://www.amazon.com/Amazon-Kindle-Scribe-Colorsoft/dp/B0DWRBVDN6

出典:https://www.cnn.com/cnn-underscored/reviews/amazon-kindle-scribe-2025-kindle-scribe-colorsoft

出典:https://www.boj.or.jp/en/statistics/market/forex/fxdaily/fxlist/index.htm

出典:https://www.tomsguide.com/computing/e-readers/kindle-scribe-colorsoft-2025-review