Xiaomiの日本法人が8月3日、デスクトップ向けのゲーミング製品を2つ同時に投入しました。24.5インチで最大240Hz駆動の「Xiaomi ゲーミングモニター G25i 2026」が市場想定価格17,980円(税込)、ワイヤレスサブウーファーを同梱する「Xiaomi デスクトップスピーカー Pro Set」が16,980円(税込)です。画面と音をまとめても3万円台で収まる価格帯に置いてきたのが、今回の分かりやすい特徴です。
240Hzを1万円台に収めたモニター
G25i 2026の性格は、解像度よりも表示の速さに振った競技向けです。パネルは24.5インチのFast IPSで、解像度をフルHD(1,920×1,080ドット)に留める代わりに、ネイティブリフレッシュレート240Hzと1ms GTG(グレーからグレーへの応答)を確保しています。フレームレートの変動に表示を合わせるFreeSync Premiumにも対応するため、描画のズレや残像が出にくい組み立てです。
フルHDの24.5インチは、いま新品で選ぶ画質重視の構成とは言えません。ただ、視線移動が少なく画面全体を把握しやすいサイズで、240Hzを出すためのGPU負荷も軽く済みます。競技系タイトルを主戦場に想定するなら、理にかなった割り切りです。
明るさと色の数値は、輝度が400nits(標準値)、コントラスト比が1,000:1(標準値)、表示色が1,670万色、色域はsRGB 100%とDCI-P3 93%で、DisplayHDR 400認証も取得しています。目への配慮としては、TÜV Rheinlandの認証を受けたハードウェアレベルの低ブルーライト技術を採用し、画面が黄ばむのを抑えながら負担を軽くする方式だと説明されています。
ゲーム側の作り込みでは、白飛びを抑えつつ暗部を明るく持ち上げる「Darkness enhancement Pro」、画面上に照準を表示する「クロスヘア」、暗所の視認性を上げる「ナイトビジョン」を用意します。設定の切り替えはジョイスティック操作で素早く行えます。筐体は3辺狭額ベゼルの薄型で、映像入力はDisplayPort 1.4が1基とHDMI 2.0が1基、加えてオーディオポートを1基備えます。取り付け用のVESA規格は75×75mm、チルトは-5°から+15°、定格電力は36Wです。本体サイズは台座を含めて557×173.1×445.6mm、重量は3.2kgとなっています。
発売日から8月16日までは早割キャンペーンが設定されており、期間中の価格は17,081円です。販路はXiaomi Store各店とXiaomi Service Center秋葉原店の直営店に加えて、Xiaomi公式サイト、Xiaomi公式 楽天市場店、Amazon.co.jp、公式TikTok Shop、Yahoo!ショッピングと幅広く用意されています。

Amazon.co.jp でチェック
Xiaomi ゲーミングモニター G25i 2026 24.5インチ フルHD 240Hz 1ms GTG Fast IPS DisplayHDR 400 AMD FreeSync Premium
音はサブウーファー同梱の2ピース構成
デスクトップスピーカー Pro Setは、バー型のメインスピーカーとワイヤレスサブウーファーのセット製品です。メインスピーカーは10Wのレーストラックドライバー2基に、低音を補強するデュアルパッシブラジエーター2基を組み合わせた水平4ドライバー構成で、自然なリスニング姿勢に合わせて53°の上向きに配置されています。サブウーファーは96mmのロングストロークドライバーを搭載し、メイン側とは2.4GHz帯のワイヤレスでつながります。Bluetoothではなく2.4GHzを選んでいるのは、音の遅れを抑えたいゲーム用途を意識した設計と読めます。
入力はUSB、Bluetooth 5.3(A2DP再生対応)、AUXの3系統で、3.5mmのマイク端子も独立して備えます。内蔵マイクはAEC(Acoustic Echo Cancellation、エコー除去)に対応するため、通話や会議にもそのまま使えます。DSPによる音声処理を組み合わせ、音楽・低音・ボーカル・ゲーム・映画の5種類のEQモードが切り替わる形です。
見た目の要素としては、メタルグリルの本体にRGB LEDを内蔵し、ビートに合わせて変化する6種類のライティングエフェクトを選べます。操作は側面の多機能ノブで一括して行えるほか、専用のPCソフトウェアからサウンドとライティングを細かく調整できます。サイズはメインスピーカーが511×75×75mmで約960g、サブウーファーが150×150×219mmで約1,308gです。
なお、スピーカー側はAmazon.co.jpが販路に含まれておらず、直営店とXiaomi公式サイト、Xiaomi公式 楽天市場店、公式TikTok Shop、Yahoo!ショッピングでの取り扱いになります。同じ日に出た2製品でも買える場所が違うので、まとめ買いを考えている場合は注意が必要です。
スマホとIoTの次に来た「デスク」
Xiaomiは日本法人を通じて2019年12月に日本市場へ参入し、以降はスマートフォンとスマートバンド、完全ワイヤレスイヤホン、ロボット掃除機といったIoT製品を軸に品揃えを広げてきました。そこにモニターとデスクトップスピーカーが並ぶと、机の上でXiaomi製品だけで一式が組める状態に近づきます。
価格の置き方も一貫しています。240Hzのモニターが1万7,980円、サブウーファー付きのスピーカーが1万6,980円という水準は、同じ仕様を国内の他ブランドで探すと1つ上の価格帯になりがちです。エントリー機を安く出して周辺まで巻き取る売り方は、これまでスマートフォンやウェアラブルでやってきたことの延長線上にあります。
一方で、モニターがフルHDに留まる点は割り切りが必要です。仕事の書類も同じ画面で扱うつもりなら、24.5インチのフルHDは作業領域として物足りなく感じる可能性があります。競技系ゲーム用の2台目、あるいは配信や通話も含めたデスク環境の土台として選ぶのが素直な使い方でしょう。
まとめ
Xiaomiが8月3日に発売した「Xiaomi ゲーミングモニター G25i 2026」は、24.5インチのFast IPSで240Hzと1ms GTGに対応しながら17,980円という値付けで、8月16日までは17,081円の早割が付きます。同時発売の「Xiaomi デスクトップスピーカー Pro Set」は16,980円で、水平4ドライバーのメインスピーカーと96mmドライバーのワイヤレスサブウーファーを組み合わせた2ピース構成です。画質よりも速さと価格を優先する競技向けの構成で、デスク周りをまとめて安く整えたい人に向いた組み合わせになっています。
