Xiaomiは中国で新フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 18 Pro」「Xiaomi 18 Pro Max」を発表しました。最先端の2ナノメートルプロセスで製造された新型プロセッサをいち早く採用したほか、背面にサブディスプレイを備え、画面のぞき見を防ぐハードウェア機能を新たに搭載しています。

業界初、2nmチップを2種同時投入

18 Proには「Snapdragon 8 Elite Gen 6」、上位モデルの18 Pro Maxにはさらに高性能な「Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6」を搭載しています。いずれもTSMCの2ナノメートルプロセスで製造されたチップで、1つのフラッグシップシリーズに2種類の2ナノチップを同時に採用するのは業界でも初めての試みです。

ディスプレイは18 Proが6.4インチ、18 Pro Maxが6.9インチのLTPO方式AMOLEDパネルを採用し、リフレッシュレートは1から120Hzまで可変します。最大輝度は両モデルとも4,000ニトに達し、12ビットカラーとHDR10+、Dolby Visionに対応しました。

新機能として注目されるのが、ハードウェアレベルのプライバシー保護機能です。通常表示用の画素とごく狭い視野角でしか見えない画素を交互に配置し、プライバシーモードを有効にすると通常画素側を暗転させる仕組みで、画面を斜めからのぞき見されにくくなります。画面分割表示の際は特定のアプリだけをプライバシー保護の対象にでき、通知やフローティングウィンドウといった要素単位でも制御できる点が特徴です。

背面にも18 Proで2.7インチ、18 Pro Maxで2.9インチの120Hz駆動AMOLEDサブディスプレイを搭載し、ケースを開けずに通知確認やセルフ撮影の構図確認ができるようになっています。

Leicaと共同開発のカメラ、シリコンカーボン電池で大容量化

カメラ部分は両モデルとも共通の構成で、Leicaと共同開発したという200メガピクセルのメインカメラ(F1.7)に加え、3.2倍の光学ズームに対応した200メガピクセルの潜望鏡型望遠カメラ(35ミリ換算で75ミリ相当)、そして102度の画角をカバーする50メガピクセルの超広角カメラを組み合わせています。インカメラは50メガピクセルです。

バッテリーはシリコンカーボン系の電極材料を採用することで大容量化を実現しており、18 Proが7,000mAh、18 Pro Maxは8,500mAhというフラッグシップとしては大きい容量を確保しました。充電は有線100W、ワイヤレス50Wの急速充電に対応するほか、マグネット式のワイヤレス充電や、本体からほかの機器へ給電できる27Wの逆ワイヤレス充電機能も備えています。

耐久性の面ではIP66・IP68・IP69の防水・防塵等級を取得し、通信はWi-Fi 7とBluetooth 6.0に対応しました。音響面ではDolby Atmosによる立体音響再生にも対応しています。

価格は14万円台から、日本発売は未定

ソフトウェアはAndroid 17をベースにした最新の「HyperOS 4」を搭載し、メモリは最大16GBのLPDDR5x、ストレージは最大1TBのUFS 4.1構成を選べます。カラーバリエーションに加えて、背面を透明にした特別仕様のレッドモデルも用意されました。

価格は中国国内で18 Proが5,999元(約14万2,000円)から、18 Pro Maxが6,999元(約16万6,000円)からとなっています※1人民元=23.65円換算(2026年9月25日時点)。両モデルとも発表当日の夜から中国国内での販売が始まりました。

Xiaomiは2026年内にグローバル展開を計画していると説明していますが、対象となる国や地域、発売時期については現時点で明らかにしていません。日本での取り扱いも今のところ未定です。

まとめ

Xiaomi 18 Pro/18 Pro Maxは、業界に先駆けて2ナノメートルプロセスの新型チップを2種類同時に搭載し、のぞき見防止のプライバシーディスプレイや大容量のシリコンカーボン電池、Leica共同開発のカメラシステムなど、フラッグシップにふさわしい装備を揃えたモデルとして発表されました。中国では即日発売となった一方、グローバル展開の詳細は今後の発表を待つ必要があります。日本市場への投入が実現するかどうかも含め、続報が注目されます。