vivoの次期フラッグシップとみられる「X500 Pro Max」について、中国の著名リーカーから詳しいカメラ構成が伝えられました。1/1.28型の大型センサーを持つソニー製のLOFICメインカメラを主役に、2億画素のペリスコープ望遠やMediaTekの新型2nm世代チップを組み合わせるとされ、カメラスマホとして大きな刷新を予告する内容です。ただし現時点でvivoからの公式発表はなく、すべて噂の段階です。
主役は5,000万画素のLOFICメインカメラ
情報を伝えたのは、リーカーのDigital Chat Station氏です。それによると、X500 Pro Maxはリアに3眼構成を採用し、その中心となるメインカメラには1/1.28型の大型センサーを持つ5,000万画素のソニー製LOFICセンサーが載るとされています。センサーの型番は、ソニーが準備中とされる「LYT-838」になる可能性が指摘されています。
LOFIC(Lateral Overflow Integration Capacitor)は、明暗差の大きい場面で白飛びや黒つぶれを抑え、ダイナミックレンジを広げるための技術です。逆光や夜景のようにコントラストの強い状況でも、ハイライトと影の情報を残したまま、より自然な写りに近づけられる点が特徴とされています。
2億画素の望遠と超広角、手ブレ補正も強化
残る2眼も見どころがあります。超広角は5,000万画素、望遠にはペリスコープ(潜望鏡)式の2億画素センサーを採用し、焦点距離は85mm相当とされています。望遠センサーのサイズは1/1.4型と大きめで、遠くの被写体だけでなく、望遠マクロ撮影にも対応する見込みです。あわせて光学式手ブレ補正(OIS)も刷新し、望遠撮影時のシャープさと安定性を高めると伝えられています。
ペリスコープ式の望遠に大型センサーを組み合わせる構成は、遠景の解像感と暗所性能を両立させやすく、カメラを重視するユーザーにとって魅力的な仕上がりになりそうです。
MediaTekの2nm世代チップに約8,000mAhバッテリー
カメラ以外の中身も新世代です。プロセッサーには、MediaTekが準備中の「Dimensity 9600 Pro」を採用するとされています。これはTSMCの2nmプロセスで製造される、MediaTekとして初のスマートフォン向けチップになると見込まれており、電力効率と処理性能の底上げが期待されます。
ディスプレイは6.85型のOLEDで、解像度は2K、LTPOと144Hzの高リフレッシュレートに対応するとされています。バッテリーは約8,000mAhと大容量で、薄型化と大容量化を両立させる近年のセル技術の流れを反映した構成です。フラッグシップらしい表示品質と電池持ちを両立させる狙いがうかがえます。
発売時期は未定、グローバル展開の可能性も
過去のデータベース登録からは、X500 Pro Maxが中国国内だけでなくグローバル市場でも販売される可能性が示唆されています。リーカーの間では、まず中国で9月頃に登場するとの観測もありますが、vivoは発売時期も仕様も正式には公表していません。あくまで初期段階のリークであり、最終的な構成や型番、登場時期は公式発表で変わる可能性があります。続報を待ちたいところです。
まとめ
X500 Pro Maxのリークは、1/1.28型のLOFICメインカメラ、2億画素のペリスコープ望遠、5,000万画素の超広角という3眼に、MediaTekの2nm世代チップや約8,000mAhバッテリーを組み合わせた意欲的な内容です。とりわけダイナミックレンジを広げるLOFICセンサーと大型の望遠センサーの採用は、vivoがカメラ性能をさらに押し上げようとしている表れといえます。現時点では未確定の噂ですが、正式発表が待たれる1台です。