キーホルダーサイズのトイカメラとして人気を集めた「Kodak Charmera」に、2000年代初頭の「Y2K」テイストをまとった新シリーズ「Charmera ミレニアムエディション」が加わりました。Reto Production が6月中旬に直販を開始し、価格は1個あたり35ドル(約5,600円)です。メタリック調の新色6種に隠し色1種を加えた全7種展開で、撮影フィルターやフレームも新しく増えています。

透明感のあるメタリック配色 全7種にシークレットも

ミレニアムエディションの主役は、なんといっても新しいボディデザインです。フロスト調の半透明プラスチックやメタリックな塗装など、ゲルインクのペンやかつての携帯ガジェットを思わせる2000年前後の質感を取り入れた6色がそろいます。さらに、ランダムで紛れ込む隠し色「Mirror Silver」を含めると全7種です。Charmera はもともと中身が選べない「ブラインドボックス」形式で売られており、開けるまでどの色が出るか分からないワクワク感も健在です。シークレットは鏡のように輝くクロム調のリキッドメタル仕上げを施した特別仕様で、コレクションとしての魅力が際立ちます。

「写り」より気軽さ 1.6メガピクセルのトイカメラ

スペックは、最新スマホのカメラとは正反対の割り切った内容です。撮像素子は1/4インチのCMOSセンサーで、記録できる写真は約1.6メガピクセル。レンズは35mm判換算でF2.4の固定式です。画質だけを見れば1990年代後半のコンパクトデジカメを思わせる粗さですが、その肩の力が抜けた写りこそが Charmera の持ち味として支持されてきました。動画も最大30fpsで撮影でき、データはmicroSDカード(最大128GB)に保存します。充電はUSB-Cに対応。本体サイズは約58×24.5×20mmで重さは約30gと、キーホルダーやバッグに付けたまま持ち歩ける手軽さです。

フィルター7種とフレーム4種、日付の刻印にも対応

ミレニアムエディションでは、写真の表現を広げる新要素も加わりました。色味を変えるフィルターは、モノクロ・クール・ウォーム・コーラル・ハニー・ティール・バイオレットの7種類です。さらに、写真に縁取りを重ねるフレームを4種類用意します。撮影日を画面に焼き込む「日付スタンプ」にも対応しており、レトロな雰囲気をいっそう強めて楽しめます。

価格と購入方法

価格は、1個入りのブラインドボックスが35ドル(約5,600円)です。6個入りのコンプリートセットは210ドル(約3万4,000円)で、まとめ買いをすると隠し色を狙いやすくなります。販売は Reto Production の直販が中心で、日本でも従来の Charmera が Amazon.co.jp で取り扱われ、たびたび品切れになるほどの人気を集めてきました。※1ドル161円換算(2026年6月21日時点)

まとめ

Charmera ミレニアムエディションは、高画質競争とは一線を画し、「撮ること自体の楽しさ」と「身につける可愛さ」に振り切ったトイカメラです。Y2Kブームを背景にしたメタリックな配色、ブラインドボックスならではのコレクション性、新たに加わったフィルターやフレームと、手に取りたくなる理由はそろっています。きれいに写る道具を求める人には物足りないかもしれませんが、肩の力を抜いて写真を撮りたい人にとっては、約5,600円で迎えられる格好の相棒と言えるでしょう。

出典:Reto Production「KODAK CHARMERA – MILLENNIUM」製品ページ kodak.retopro.co