中国のゲーミングデバイスメーカーAYANEOが、手のひらサイズのレトロ向け携帯ゲーム機「Pocket Micro 2」を6月26日に正式公開すると予告しました。現行モデル「Pocket Micro」の後継にあたり、映像出力に対応するUSB Type-C端子や3.5mmのイヤホン端子、マイクを新たに加えるとされています。発売前から小型機ファンの注目を集める1台について、現時点で判明している情報を整理します。

6月26日に正式公開、現行モデルの正統後継

AYANEOは今月、同社で最も小さい携帯ゲーム機Pocket Microの後継機を開発していることを明らかにし、その名称が「Pocket Micro 2」になると発表しました。公式X(旧Twitter)への投稿によると、正式なお披露目は6月26日に予定されています。ただし、この日にそのまま購入できるのか、それとも発表のみで発売はもう少し先になるのかは、現時点でははっきりしていません。

現行のPocket Microは、ポケットに収まる小ささと縦長の画面で、往年の携帯ゲーム機を思わせるレトロな遊び方に向いた1台でした。Pocket Micro 2はその性格を受け継ぎつつ、中身を一新する位置づけになります。

新たに加わる3つの装備、USB-Cは「フル機能」に

今回AYANEOが明らかにしたのは、前モデルには無かった3つの装備です。

まず、USB Type-C端子の刷新です。現行モデルのUSB-Cは充電とデータ転送にしか使えませんでしたが、Pocket Micro 2では「フル機能」のUSB-Cになるとされています。この表現からは、外部ディスプレイへ映像を出力する用途に対応する可能性が読み取れます。小さな本体をテレビやモニターにつないで大画面で遊ぶ、といった使い方が現実味を帯びてきます。

次に、3.5mmのイヤホン端子とマイクです。どちらも現行のPocket Microには搭載されていませんでした。公開された画像では、本体の下部にこれらが並び、USB-C端子を挟むようにイヤホン端子とマイクが左側へ配置されています。有線イヤホンをそのまま挿せる手軽さや、ボイスチャットへの対応は、日常使いの幅を広げてくれそうです。

Snapdragon採用と3,950mAhへ拡大した電池

中身の強化も予告されています。プロセッサには、現行モデルが積むMediaTekのHelio G99よりも高性能なQualcommのSnapdragon系チップを採用するとされています。具体的にどのSnapdragonになるのかは、執筆時点では公表されていません。

電池容量は3,950mAhへと拡大します。手のひらサイズの本体としては余裕のある容量で、小型機にありがちな「すぐ電池が切れる」という不満の解消が期待できます。あわせて、握りやすさや操作感も見直されるとされており、長く遊ぶうえでの使い勝手が一段と高められる見込みです。

価格や画面、発売日はこれから

一方で、肝心の情報の多くはまだ伏せられています。画面のサイズや解像度、価格、そして実際に手に入る時期は、いずれも6月26日の正式発表を待つ必要があります。

参考までに、現行のPocket MicroはAmazonでおよそ240ドル(約3万9000円)で販売されています。Pocket Micro 2がこの水準に近い価格へ収まるのか、装備の強化ぶん高くなるのかは、続報で確かめたいところです。

※1ドル=161円換算(2026年6月22日時点)

まとめ

AYANEO Pocket Micro 2は、レトロ志向の小型携帯ゲーム機に、映像出力対応のUSB-Cやイヤホン端子・マイク、より高性能なSnapdragon、3,950mAhの電池といった現代的な装備を盛り込む後継機です。正式発表は6月26日に予定されており、価格や画面まわりといった残る情報が出そろえば、その立ち位置がより鮮明になります。小さな本体で気軽に、そしてじっくり遊びたい人は、続報を追いかけてみる価値があるでしょう。