SAMSUNGがインド向けの新しいミドルレンジ機「Galaxy F70 Pro 5G」を8月3日に投入します。公式製品ページはすでに公開されており、Snapdragon 6 Gen 3、6,000mAhバッテリー、光学式手ブレ補正付きの5,000万画素カメラといった主要な仕様が判明しています。価格は6GB/128GBモデルで25,999インドルピー(約4万4000円)からです。
販路はFlipkartとSAMSUNG公式ストア
Galaxy F70 Proは、インドのオンラインモールであるFlipkartと、SAMSUNGインドの公式オンラインストアで販売されます。カラーはAura GreenとAlpha Blackの2色展開です。
Galaxy Fシリーズは、もともとインド市場でオンライン販売を軸に据えたシリーズです。今回のF70 Proも例外ではなく、公式サイトの製品ページには発売前から「Notify me」のボタンが置かれ、通知登録を受け付ける形になっていました。
※1インドルピー=1.68円換算(2026年8月1日時点)
カメラは50MP OIS、自撮りにもHDR
背面は3眼構成で、光学式手ブレ補正(OIS)に対応した5,000万画素の広角、500万画素の超広角、200万画素のマクロという組み合わせです。動画は4K撮影に対応し、SAMSUNGは手ブレを抑える「No Shake Cam」を前面に出しています。
前面カメラはHDRに対応します。SAMSUNGは、20,000〜30,000インドルピーの価格帯で1月から7月上旬までにインドで発売された機種を対象にした委託調査を根拠に、この価格帯で唯一のHDR自撮りカメラであり、OIS付き3眼カメラを備えるのもこの機種だけだと説明しています。あくまで同社が依頼した調査に基づく主張ですので、そのまま鵜呑みにする必要はありませんが、価格を考えるとカメラまわりに寄せた構成であることは確かです。
編集機能としては、被写体を消せるObject Eraserや独自の色味を作れるMy Filter、AIによる編集機能が使えます。撮影モードは13種類が用意されています。
6,000mAh電池と120HzのSuper AMOLED
バッテリーは6,000mAhで、45Wの急速充電に対応します。ただしこの6,000mAhは複数のサンプルを測った平均に相当する値で、最低保証容量は5,830mAhと注記されています。45Wの充電器は別売です。
画面はFHD+解像度のSuper AMOLEDで、リフレッシュレートは120Hzです。表面はCorning Gorilla Glass Victus+で保護され、2.0mからの落下に耐える設計とされています。ベゼルを細くした薄型のデザインも、SAMSUNGが強調している点の1つです。
プロセッサはSnapdragon 6 Gen 3で、メモリはLPDDR5Xを最大8GB、ストレージはUFS 3.1を最大256GB搭載します。
One UI 8.5搭載、6世代のOS更新を約束
ソフトウェアはOne UI 8.5で出荷されます。画面上の対象を囲んで検索できるCircle to SearchやGoogle Geminiが使えるほか、留守番電話をその場で読めるDirect voicemail、通話内容を文字に起こすAI音声書き起こしにも対応します。
更新方針も価格帯を考えると手厚く、6世代のOSアップグレードと6年間のセキュリティ更新が約束されています。ただし起算点は購入日ではなく、グローバルでの最初の発売日です。ミドルレンジ機で長く使いたい層には効く条件といえるでしょう。
価格は約4万4000円から
価格は3構成で、6GB/128GBが25,999インドルピー(約4万4000円)、8GB/128GBが29,999インドルピー(約5万円)、8GB/256GBが34,999インドルピー(約5万9000円)です。
日本での展開は案内されていません。Galaxy Fシリーズはインド専用に近い位置づけですので、国内で同じ型番が出る可能性は高くないでしょう。ただ、この価格帯でOIS付きの5,000万画素カメラと6,000mAh電池、6年分の更新をまとめて載せてくる構成は、日本のミドルレンジ市場を見るうえでも参考になります。
まとめ
Galaxy F70 Pro 5Gは、8月3日にインドで発売されるミドルレンジ機です。Snapdragon 6 Gen 3、120HzのSuper AMOLED、OIS付き5,000万画素カメラ、6,000mAhバッテリーを備え、One UI 8.5で出荷されます。価格は25,999インドルピー(約4万4000円)からで、6世代のOS更新と6年間のセキュリティ更新が付く点が目立ちます。
