モトローラが、新型スマートフォン「moto g77 power」を7月8日にインドで発表します。今年1月に登場した「moto g77」に対し、電池容量を大きく引き上げた派生モデルという位置づけです。発売に先立ってインドの通販大手Flipkartが告知ページを公開し、7,000mAhの大容量バッテリーや6.72型の120Hzディスプレイ、ソニー製センサーを使う5000万画素カメラといった主要な仕様が明らかになりました。

Flipkartの告知ページで先行公開

今回の情報は、モトローラ自身の正式発表ではなく、インドのFlipkartが用意した告知ページから判明したものです。ページには発表日の7月8日に加えて本体デザインと一部スペックが掲載されており、正式発表前ながら製品像がかなり具体的に見えてきました。価格や発売日、詳しい構成は、7月8日の発表イベントで公表される見込みです。

moto g77 powerは、その名のとおり電池持ちを前面に押し出したモデルです。1月発売のmoto g77がカメラや表示品質を売りにしていたのに対し、こちらは大容量バッテリーを軸に据えた構成になっています。

7,000mAhの大容量バッテリーが最大の特徴

最大の見どころは、7,000mAhという大容量バッテリーです。標準モデルのmoto g77が5,200mAhだったのに対し、およそ1,800mAh上乗せした計算になります。メーカーは1回の充電で最大3日間使えるとうたっているとされ、こまめに充電しづらい人や、外出時間が長い人に向く仕様です。

ただし充電速度(ワット数)は、現時点で公表されていません。大容量電池は充電に時間がかかりやすいため、急速充電にどこまで対応するのかは、発表を待って確認したいポイントです。

カメラとディスプレイ、装備も一通り充実

カメラは、背面のメインにソニー製イメージセンサー「LYTIA 600」を採用した5000万画素カメラを搭載します。これに800万画素の超広角カメラが加わり、前面の自撮り用カメラは3200万画素です。

ディスプレイは6.72型のフルHD+で、なめらかな表示ができる120Hz駆動に対応します。表面はCorningのGorilla Glass 7iで保護されます。背面はPantone監修の3色展開で、手ざわりの良いヴィーガンレザー(合成皮革)仕上げとされています。

音まわりや堅牢性も押さえています。ステレオスピーカー、3.5mmのイヤホン端子、Dolby AtmosとHi-Res Audioへの対応に加え、アメリカ国防総省の耐久試験規格MIL-STD-810Hに準拠します。ソフトウェアはAndroid 16を搭載して出荷され、将来的にAndroid 17へ更新できるとされています。

残る不明点は価格とプロセッサ

一方で、心臓部となるプロセッサ(SoC)はまだ明らかになっていません。moto gシリーズは価格を抑えたミドルクラスが中心のため、性能と価格のバランスがどう設定されるかが、購入を検討するうえでの焦点になりそうです。日本での展開は現時点で予告されていませんが、インド市場では手ごろな大容量電池スマホとして注目を集めそうです。

まとめ

moto g77 powerは、7,000mAhの大容量バッテリーを軸に、ソニー製センサーの5000万画素カメラや6.72型120Hzディスプレイ、MIL-STD-810H準拠の堅牢性を備えたミドルクラス機です。7月8日のインド発表で、価格やプロセッサ、対応する充電速度といった残りの情報が判明します。電池持ちを最優先にスマートフォンを選びたい人にとって、有力な選択肢になりそうです。