サンワサプライは 2026 年 5 月 19 日、USB Type-C ケーブル 1 本で 10 系統の周辺機器をまとめて接続できる据え置き型ドッキングステーション「USB-CVDK22」を発売しました[1]。4K/60Hz の HDMI 出力、1000BASE-T の有線 LAN、SD / microSD カードリーダー、3.5mm 4 極オーディオまでをコンパクトな筐体に集約し、標準価格は 13,200 円(税抜き 12,000 円)です[1][2]。

1 本の Type-C で 10 ポートを束ねる「据え置き型」設計

USB-CVDK22 は本体側に USB Type-C 入力を 1 ポート備え、ケーブル 1 本でノート PC と接続するだけで 10 種類のポートが一気に使えるようになります[1][2]。内訳は HDMI 1 ポート、データ用 USB Type-C メス 2 ポート(USB 5Gbps)、USB A メス 2 ポート(USB 2.0)、RJ-45 LAN ポート 1、SD カードスロット 1、microSD カードスロット 1、3.5mm オーディオジャック 1、USB PD 入力 1 の構成です[2]。

PD 入力ポートは最大 100W の受け入れに対応し、接続したノート PC へは最大 90W を給電できます[2]。映像出力やデータ通信を続けながら同時に充電できるため、別電源を 1 本足すだけで「画面・電源・LAN・周辺機器」をワンケーブルで取り回せる構成です。

接続ケーブルは 着脱式で長さは 1m。設置場所に合わせて手持ちの USB Type-C ケーブルへ交換でき、付属ケーブルが故障した場合も本体を使い続けられます[1]。よく抜き差しするポートは前面、常時接続するポートは背面に振り分けてあり、ケーブルを背面に逃がして机周りをまとめやすいレイアウトです[1]。

4K/60Hz と UWQHD まで対応、MAC アドレスパススルーも搭載

映像出力は HDMI で最大 4K(3840×2160)/60Hz に対応し、ウルトラワイドモニター UWQHD(3440×1440)での動作も Dell U3415WB で確認済みと案内されています[1][2]。利用には接続するパソコン側が DisplayPort Alternate Mode(DP1.4 以上)に対応している必要があります[2]。

LAN ポートは 10/100/1000BASE-T のオートネゴシエーション対応で、IPv4 / IPv6 の両方を扱えます[2]。さらに MAC アドレスパススルーに対応しており、対応する PC であれば本体側ではなくパソコン固有の MAC アドレスをそのまま使えます。セキュリティ制限のある企業ネットワークでも、ドック越しに再登録する必要がない点は管理者にとって嬉しい仕様です[1][2]。

ドライバ不要のプラグアンドプレイ動作で、Windows 11 / 10、macOS 10.15 から最新の macOS 26(Tahoe)までを公式の対応 OS としています[2]。USB ハブや増設 USB ポート経由ではなく、PC 本体の USB 3.2 Type-C ポートへ直接接続する必要があるという制限事項も明記されています[2]。

200g・W120×D56×H17mm の小型筐体に詰め込んだ実用構成

本体寸法は W120×D56×H17mm、重量は約 200g とコンパクトで、素材はアルミと ABS の組み合わせです[2]。電源供給はバスパワーとセルフパワーの両対応で、本体消費電力は 10W、動作温度は 5〜40℃、湿度 10〜85%(結露なきこと)と案内されています[2]。

データ系のスペックは USB 5Gbps(USB 3.2 Gen1)準拠で、USB Type-C ハブポートは 1 ポートあたり最大 1500mA、USB A ハブポートは 1 ポートあたり最大 500mA を供給可能です[2]。SD / microSD はいずれも SDXC 規格に対応し、最大 2TB のメディアを読めます[2]。USB PD 規格と完全な互換性を保証するものではないこと、4K 出力にはディスプレイ側とコンテンツ側双方の対応が必要なことも仕様欄に明記されています[2]。

サンワサプライのドッキングステーションは、4K×3 画面出力の USB-CVDK10 や HDMI×2 出力の USB-CVDK15、スタンド一体型の USB-CVDK18 など多彩なラインアップが並んでいます。今回の USB-CVDK22 は 「1 画面・4K/60Hz・10 ポート・200g・13,200 円」というバランス重視の構成で、自宅と外出先を行き来する 1 台ノート派にとって取り回しのよい選択肢になりそうです。

まとめ

サンワサプライ「USB-CVDK22」は、USB Type-C ケーブル 1 本で HDMI 4K/60Hz・1000BASE-T LAN・SD/microSD カードリーダー・3.5mm オーディオ・USB ハブを束ねる据え置き型 10in1 ドッキングステーションで、PD 最大 100W 入力 / 90W 給電と MAC アドレスパススルーまで備えながら本体重量は約 200g、標準価格は 13,200 円(税抜き 12,000 円)です[1][2]。ケーブル着脱式・ドライバ不要・幅広い OS 対応と、毎日 1 本のノート PC を持ち歩く人に向けて素直に組まれた構成で、デスクの「片付け」と「機能拡張」を同時に進めたい人の候補に挙がる 1 台です。

出典 [1]: https://www.sanwa.co.jp/info/news/202605/usb-cvdk22/index.html

出典 [2]: https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=USB-CVDK22