アスクは、Thermaltake製のミドルタワー型PCケース「Stage TG ARGB」シリーズを8月28日に発売します。予想実売価格は20,980円前後から25,980円前後です。最大の特徴は、ケース内部のフロント寄りにフィギュアや小物を置くためのステージを設けた点にあります。同じ日にはケースファン「CT EX INFINITY ARGB Sync 3Pack」シリーズも登場します。

パーツを見せるケースに、飾る場所を足す

強化ガラスパネルのPCケースは、中身を見せるための箱としてすでに定着しています。ただ、その中に置けるのはマザーボードやグラフィックスカード、水冷ヘッドといったPCパーツだけでした。Stage TG ARGBシリーズが持ち込んだのは、そこに1段の展示スペースを足すという発想です。

ステージはケース内部のフロント寄りに配置されます。柱を廃したピラーレス構造と強化ガラスパネルの組み合わせにより、正面からも斜めからも遮るものが少なく、置いたフィギュアを広い角度から眺められます。デスクの上に飾り棚を別途置くと場所を取りますが、ケースの中に組み込んでしまえば専有面積は増えません。ライトアップはケース内蔵のアドレサブルRGB LEDが担当するため、展示用の照明を用意する必要もありません。

450と500の違いはガラスの形

シリーズは2モデル構成です。Stage 450 TG ARGBはフロントとサイドで強化ガラスパネルが分かれた形状で、Stage 500 TG ARGBは1枚の曲面強化ガラスパネルを採用します。角のあるエッジを見せたいか、継ぎ目のない曲面で見せたいかという、見た目の好みで選ぶかたちです。

もう1つの差がディスプレイ対応です。Stage 450 TG ARGBは電源ユニットカバーに別売の6インチ液晶ディスプレイを追加でき、Thermaltakeの制御ソフト「TT RGB PLUS」経由で画像やGIFアニメーション、CPU温度や使用率といった情報を表示できます。ステージの真下にモニタリング用の小さな画面が並ぶ構成になるため、飾り棚とダッシュボードを兼ねる使い方が見えてきます。

標準で4基のファンを搭載

冷却まわりは、いずれのモデルもサイドに3基、リアに1基の120mmファンを標準で搭載します。ファンにはアドレサブルRGB LEDとインフィニティミラーが組み込まれており、光源が奥へ続いて見える演出が入ります。

Thermaltakeが公開しているStage 450 TG ARGB(型番CA-12B-00M1WN-00)の仕様は次の通りです。

項目 内容
対応マザーボード Mini-ITX / Micro-ATX / ATX
サイドパネル 4mm強化ガラス×2
ファン搭載数 120mmファン最大7基
簡易水冷対応 360 / 280 / 240 / 140 / 120mm
本体サイズ 533×239×479mm
CPUクーラー高 175mmまで
グラフィックスカード長 450mmまで
電源ユニット長 200mmまで
フロントI/O USB Type-C×1、USB 3.0×2、HDオーディオ×1
ストレージ 3.5インチ×1、2.5インチ×2

グラフィックスカードは450mm、CPUクーラーは高さ175mmまで許容するので、展示スペースに割り振ったぶんだけ組み込みが窮屈になる、という心配はあまりなさそうです。カラーはブラックに加えてスノーが用意されます。

同時発売のファンは磁石で留める

ケースファンの「CT EX INFINITY ARGB Sync 3Pack」シリーズは、3個パックで10,980円前後から11,980円前後です。軸の部分に外周と内側の2重のリングが浮かび上がるデュアルインフィニティミラーを備え、120mm径と140mm径、ブラックとホワイトが選べます。

同期はASUS、ASRock、GIGABYTE、MSIの対応マザーボードに対応します。取り付けには「MagForce 2.0」を採用しており、ポゴピン接続による磁気固定とデイジーチェーン接続に対応するため、ファンを増やしても配線が増えにくい構造です。軸受けはハイドロリックベアリングで、防振ラバーパッドも備えます。

まとめ

Stage TG ARGBシリーズは、PCケースの内側に展示スペースを設けるという、これまであまり見なかった切り口の製品です。ピラーレスと強化ガラスの組み合わせで見せ方を確保しつつ、Stage 450 TG ARGBでは別売の6インチ液晶にも対応します。発売は8月28日、予想実売価格はケースが20,980円前後から25,980円前後、ケースファン3パックが10,980円前後から11,980円前後です。