サムスン電子ジャパンは 2026 年 5 月 15 日、ミドルレンジスマートフォン「Samsung Galaxy A57 5G」の魅力を 20 代向けに訴求する社内座談会の内容を Samsung Newsroom 日本で公開しました[1]。同機は 2026 年 4 月 23 日に発売済みで、Samsung オンラインショップでの価格は 79,800 円(税込)、約 6.7 インチの大画面ディスプレイを採用しながら本体重量は約 179g に抑え、5,000mAh バッテリーと 45W の超急速充電 2.0 を備えるなど、価格と性能のバランスを前面に押し出した 1 台です[1][2]。

大画面と軽さを両立、A55 5G から 34g 軽量化

「Samsung Galaxy A57 5G」は、約 6.7 インチの Super AMOLED+ ディスプレイを搭載しつつ、本体厚みを約 6.9mm、重量を約 179g に収めました[1]。Samsung 自身の説明によれば、前作「Samsung Galaxy A55 5G」と比べてディスプレイは約 0.1 インチ大きくなり、それでも本体は約 1.3mm 薄く、約 34g 軽くなっています[1]。実寸は約 161.5 × 76.8 × 6.9mm で、ミドルレンジ機としては薄型に振った設計です[2]。

ベゼルも狭く設計されており、SNS 中心の縦型動画視聴で没入感を確保しやすい点が、座談会の中でも強調されました[1]。プロダクト担当の佐藤翼氏は「大画面と軽さは相反する要素だが、より薄いディスプレイを採用することで両立できた」と説明しています[1]。Samsung は同モデルを、推し活を含む 20 代の日常使い向けに据えた格好です。

Exynos 1680 と 5,000mAh バッテリー、45W 充電に対応

SoC には新世代の「Exynos 1680」を搭載し、メモリは 8GB、ストレージ容量は 128GB という構成です[2]。前作の「Galaxy A55 5G」が積んでいた「Exynos 1480」に対し、CPU・GPU・NPU が強化され、One UI 8.5 ベースの AI 機能「Awesome Intelligence」を支えるプロセッシング基盤に位置付けられています[2]。

バッテリーはフラッグシップ級の 5,000mAh を採用し、充電性能は前作の 25W から大幅に引き上げられた 45W の超急速充電 2.0 に対応します[1][3]。Samsung の公表値では、約 30 分で最大 60% まで充電が可能で、夜の急速な継ぎ足し充電でも翌朝に必要な容量を確保しやすい設計です[1]。容量の標準値は IEC 61960 規格に基づく測定値で、定格(最小)容量は 4,905mAh とされています[1]。

3 眼カメラと AI 機能、4 色展開で「コスパ重視」を強調

カメラは、約 5,000 万画素の広角、約 1,200 万画素の超広角、マクロを束ねた 3 眼構成です[1]。Samsung は、ミドルレンジ機ながら接写から風景まで幅広いシーンをカバーできる点を強みとしており、「ファンモード」「フェイスモード」「プロモード」など複数の撮影モードを純正カメラアプリ内で完結させています[1]。編集面では、不要部分をワンタップで自然に消す「AI 消しゴム」を含む「Awesome Intelligence」機能群が標準ギャラリーで使えるよう統合されました[1]。

検索体験では、画面上の対象を囲むだけで検索できる Google の「かこって検索」に対応し、推しの着用アイテムやレシピなどキーワード化しにくい対象の検索を直感操作で行えます[1]。本体カラーは Samsung オンラインショップ向けにオーサムネイビー、オーサムグレー、オーサムアイシーブルー、オーサムライラックの 4 色を用意し、カメラレンズフレームにまでカラーリングを及ぼした点も訴求点として挙げています[1]。

価格は Samsung オンラインショップで 79,800 円(税込)。キャリア版はそれぞれ独自価格で、ドコモが 95,480 円、ソフトバンクが 93,600 円と、SIM フリー版より高めの設定です[2][3]。データ移行は Samsung 純正の「Smart Switch」で他社スマートフォンからの写真・動画・LINE トーク履歴の引き継ぎに対応し、Windows PC との連携機能「Windows にリンク」も標準搭載されます[1]。

まとめ

「Samsung Galaxy A57 5G」は、6.7 インチの大画面と約 179g の軽量設計、5,000mAh バッテリーと 45W 急速充電、Exynos 1680 と One UI 8.5 ベースの Awesome Intelligence を 7 万 9800 円という価格に押し込んだ、ミドルレンジ機の「全部入り」路線を体現したモデルです。Samsung が今回の座談会で前面に出したのは、フラッグシップから機能を絞り込んだ廉価機ではなく、20 代のライフスタイルに最適化したバランス重視機としての立ち位置でした。8 万円前後で大画面・長時間バッテリー・3 眼カメラ・主要 AI 機能を一通りそろえたい層には、有力な選択肢となりそうです。

出典:[1]https://news.samsung.com/jp/galaxy-a57-5g-roundtable-discussion

出典:[2]https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/2102140.html

出典:[3]https://smhn.info/202604-galaxy-a57-5g-spec