Samsungが、ミドルレンジのスマートフォン「Galaxy A27 5G」の価格と発売日をインド市場向けに公表しました。グローバル発表から約1週間を経ての国内価格の提示で、販売は7月3日に始まります。6.7型の有機ELディスプレイやSnapdragon 6 Gen 3、5000mAhバッテリーに加え、最長6年間のOS・セキュリティ更新や幅広いAI機能を備え、価格を抑えつつ長く使える1台として位置づけられています。

インドでの価格と発売日

Galaxy A27 5Gは3つの構成で用意されます。6GBメモリー+128GBストレージのモデルが2万8999ルピー(約4万9000円)、8GBメモリー+128GBストレージが3万1999ルピー(約5万4000円)、8GBメモリー+256GBストレージが3万7499ルピー(約6万4000円)です。

販売開始は7月3日で、カラーはライトグリーン、ライトピンク、ブラックの3色がそろいます。発売時の特典として、銀行またはUPI決済で全モデルに3000ルピー(約5100円)のキャッシュバックが用意されるほか、一部の金融会社を通じた頭金なしの分割払いにも対応します。価格帯としては、機能を欲張りつつも購入しやすいラインに収めてきた印象です。

※1ルピー=約1.7円換算(2026年7月1日時点)

6.7型の有機ELと堅牢性

前面には6.7型のFHD+対応Super AMOLED(Infinity-O)を搭載します。解像度は1080×2340ピクセルで、リフレッシュレートは最大120Hzに対応し、スクロールやゲームの表示を滑らかにします。ピーク輝度は最大800ニトで、屋外でも見やすさを確保しやすい水準です。

表面はCorning Gorilla Glass Victus+で保護され、本体はIP64相当の防塵・防滴に対応します。サイズは162.4×78.2×7.8mm、重量は200gで、6.7型クラスとしては標準的なまとまりです。

Snapdragon 6 Gen 3と大容量ストレージ

処理を担うのはQualcommのSnapdragon 6 Gen 3です。メモリーは最大8GBのLPDDR5x、内蔵ストレージは最大256GBのUFS 3.1を選べます。普段使いのアプリ操作やSNS、動画視聴を無理なくこなせる構成と言えます。

電源まわりは5000mAhのバッテリーを内蔵し、25Wの有線急速充電に対応します。突出したスペックではありませんが、一日の利用を支える容量を確保しています。セキュリティ面ではSamsung独自のKnox Vaultを搭載し、生体認証情報などを隔離して保護します。

4眼カメラと自撮り用の12MP

背面カメラは4眼構成です。光学式手ブレ補正(OIS)に対応する5000万画素の広角を主軸に、500万画素の超広角、200万画素のマクロを組み合わせます。前面には1200万画素のインカメラを備え、自撮りやビデオ通話に対応します。OISを搭載したことで、手ブレが起きやすい暗所や動画撮影での安定感が期待できます。

One UI 8.5と充実のAI機能、長期アップデート

ソフトウェアはAndroid 16ベースの「One UI 8.5」が動作します。AI関連では、画面上の対象をなぞって検索できる「Circle to Search」、服の試着を仮想的に試せるバーチャル試着、写真から不要な被写体を消すオブジェクト消しゴムなどに対応します。ボイスレコーダーの文字起こしは22言語に拡大しました。

AIアシスタントの選択肢も広く、Google GeminiやPerplexityに対応するほか、ギャラリーなど純正アプリとの連携も強化されています。自然な話し言葉で端末設定を操作できるBixbyも利用できます。さらにミドルレンジ機ながら、最長6世代のAndroid OS・One UIアップグレードと、最長6年間のセキュリティ更新が約束されている点は見逃せません。長く安心して使いたい層にとって、価格以上の価値をもたらす要素です。

まとめ

Galaxy A27 5Gは、6.7型120Hz有機ELやSnapdragon 6 Gen 3、5000mAh電池、OIS付きの5000万画素カメラをまとめたミドルレンジ機です。約4万9000円からという価格に加え、幅広いAI機能と最長6年のアップデート保証を備え、長期利用を見据えた堅実な選択肢に仕上がっています。まずはインドで7月3日から販売が始まり、今後ほかの地域での展開にも注目が集まります。