RealmeがインドでP-シリーズの新型スマートフォン「Realme P4R 5G」を発表しました。最大の見どころは8,000mAhという同クラスでも屈指の大容量バッテリーで、これに最大144Hz表示の6.8インチ画面とMediaTekのDimensity 6300を組み合わせています。価格はRs 18,999(約3万2000円)からで、初回販売は6月17日にFlipkartとRealme.comで始まります。バッテリー持ちと価格のバランスを重視する層に向けた、実用本位の1台です。※為替レート(2026年6月12日時点):1インドルピー=約1.7円、1米ドル=約160円換算
8,000mAhはこのクラスでも屈指の大容量
P4R 5Gがまず押し出すのは、8,000mAhという大容量バッテリーです。一般的なスマートフォンが5,000mAh前後であることを踏まえると、この容量は頭ひとつ抜けており、日常的な使い方なら2日近く電池を気にせず使える水準といえます。
充電は45WのSUPERVOOC急速充電に対応します。さらにVOOC、PD(Power Delivery)、QC(Quick Charge)、PPSといった主要な充電規格にも幅広く対応しており、手持ちの充電器をそのまま流用しやすい点も実用的です。大容量と急速充電を両立させることで、容量が大きいほど充電に時間がかかるという弱点を抑えています。
6.8インチ144Hz画面とDimensity 6300
ディスプレイは6.8インチの液晶で、解像度はHD+(1,570×720ピクセル)です。リフレッシュレートは最大144Hzに対応し、画面のスクロールやゲームの動きを滑らかに表示します。屋外での見やすさに関わる輝度は高輝度モードで最大1,200ニトに達し、表面はPanda-1681ガラスで保護されています。
頭脳となるチップにはMediaTekのDimensity 6300を採用しました。メモリはLPDDR4X、ストレージはUFS 2.2で、構成は4GB+128GB、6GB+128GB、6GB+256GBの3種類です。いずれもmicroSDなどによる容量の拡張に対応しており、写真や動画をたくさん保存したい人にも扱いやすい設計です。
5,000万画素カメラと堅牢性
カメラは背面に5,000万画素のメインカメラを備え、オートフォーカスに対応します。前面には自撮りやビデオ通話向けに800万画素のカメラを搭載しました。撮影機能はナイトモードやストリートモード、シネマティック動画、画面分割で前後を同時に撮るデュアルビュー動画、タイムラプス、プロモード、ミニチュア風のティルトシフトに加え、Google Lensとの連携にも対応しています。
本体は約166.4×78.2×8.8mmで、重さは約224gです。大容量バッテリーを積む分だけ重量はやや増えていますが、その代わりにMIL-STD-810H準拠の耐衝撃性能と、ほこりや水しぶきに強いIP65の防塵防滴性能を備えており、日常の扱いに対する安心感は高めです。生体認証は側面の指紋センサーと顔認証に対応し、通信はWi-Fi 5、Bluetooth 5.3、USB Type-C、OTG、デュアルSIMの5G接続に対応します。
価格と発売
価格は4GB+128GBがRs 18,999(約3万2000円)、6GB+128GBがRs 20,999(約3万5000円)、6GB+256GBがRs 22,999(約3万9000円)です。本体色はLavender Glare、Titanium Glare、Silver Glareの3色を用意します。
発売記念の特典として、Rs 2,000の銀行割引と最大3か月の無金利分割が用意されます。この特典を適用すると、実質価格はそれぞれRs 16,999(約2万9000円)、Rs 18,999(約3万2000円)、Rs 20,999(約3万5000円)まで下がります。特典価格は販売開始から最初の12時間限定で、初回販売は6月17日にFlipkartとRealme.comで実施されます。なお現時点ではインド市場向けの発表で、日本国内での販売は案内されていません。
まとめ
Realme P4R 5Gは、8,000mAhの大容量バッテリーと45W急速充電を軸に、6.8インチ144Hz画面、MediaTek Dimensity 6300、5,000万画素カメラ、MIL-STD-810HとIP65の堅牢性をRs 18,999(約3万2000円)からの価格でまとめた実用志向のスマートフォンです。最新の高性能を求める1台というより、電池持ちと使い勝手、価格のバランスを重視するユーザーに向いた選択肢といえます。