OnePlusが大画面タブレットの新モデル「OnePlus Pad 4」をインドで発表しました。13.2型の大型ディスプレイに、スマートフォンのフラッグシップ級チップであるSnapdragon 8 Elite Gen 5を組み合わせ、容量13380mAhという桁外れのバッテリーを搭載します。その一方で、基本モデルのメモリは前世代から減らされており、性能と価格のバランスを取り直した一台に仕上がっています。

13.2型・3.4K表示の大画面ディスプレイ

最大の特徴は、タブレットとしてもかなり大柄な13.2型のディスプレイです。解像度は3392×2400ドット(約315ppi)で、3.4K相当の精細さがあります。リフレッシュレートは144Hzに対応し、画面のスクロールやゲームの動きを滑らかに描きます。輝度はHBM(ハイブライトネスモード)時で最大1000ニトに達し、Dolby Visionにも対応するため、屋内外を問わず映像コンテンツを鮮明に映し出します。

本体はアルミのユニボディ設計で、厚さは5.94mm、重量は672gです。13380mAhという大容量バッテリーを積みながら、前モデルのOnePlus Pad 3(5.97mm)よりわずかに薄く仕上げている点は見逃せません。カラーはDune GlowとSage Mistの2色が用意されます。

フラッグシップ級の処理性能、ただし基本メモリは削減

頭脳には、Qualcommが手がける最新SoCのSnapdragon 8 Elite Gen 5を採用します。ハイエンドスマートフォンに載るクラスのチップで、タブレットでも余裕のある処理性能が期待できます。メモリはLPDDR5Xを8GBまたは12GB、ストレージはUFS 4.1を256GBまたは512GB備え、OSはAndroid 16ベースのOxygenOS 16.0が動作します。

注目したいのは、基本モデルのメモリ構成です。前モデルでは12GBが基本でしたが、今回は8GBへと引き下げられ、上位の16GB構成も姿を消しました。近年の半導体・メモリ価格の高騰が背景にあるとみられ、ディスプレイやバッテリーで攻める一方、メモリでコストを抑えるという割り切った設計判断がうかがえます。

80W充電・8基スピーカー、専用アクセサリーにも対応

13380mAhのバッテリーは、前モデルのPad 3(12140mAh)から1240mAh増えています。充電は80Wの有線急速充電に対応し、装着したまま手早く電力を補えます。

音まわりも力が入っており、スピーカーを8基搭載してHi-Res認証を取得しています。通信は最新規格のWi-Fi 7に対応。カメラは背面1300万画素、前面800万画素を備えます。別売りのスタイラス「OnePlus Stylo Pro」や、ピン接続のキーボード「OnePlus Pad 4 Smart Keyboard」と組み合わせれば、メモやイラスト、文書作成までこなせる作業端末としても活用できます。

価格はインドで約10万円から

価格はインドでの通常価格で、8GB+256GBモデルが5万9999ルピー(約10万2000円)、12GB+512GBモデルが6万4999ルピー(約11万円)です。販売はインド市場が先行し、2026年5月5日から始まっています。日本での展開については、現時点で明らかにされていません。

※1ルピー=1.7円換算(2026年6月17日時点)

まとめ

OnePlus Pad 4は、13.2型の大画面とSnapdragon 8 Elite Gen 5、そして13380mAhの大容量バッテリーを兼ね備えた、動画視聴と作業の両方を狙う大型タブレットです。80W充電や8基スピーカー、Wi-Fi 7対応など装備は充実しています。その一方で、基本モデルのメモリが8GBへと削られ、16GB構成が消えた点は、部品コスト高を映した現実的な調整といえます。盛るところと削るところがはっきりした構成だけに、購入時はメモリやストレージの容量を用途に合わせてよく見極めたい一台です。