Googleが次期スマートフォンの発表会「Made by Google」を、米東部時間の8月12日夕方(日本時間では8月13日早朝)に開催すると正式に告知しました。会場は昨年に続いてニューヨークで、招待状には「次世代のPixel」という一文が添えられています。正式な仕様や価格は当日まで確定しませんが、リークからは「Pixel 11」シリーズ4機種とPixel Watch 5が一度にそろう構図が見え始めています。

開催は8月12日、異例の「夜」スタート

Googleは今回のイベントを、米太平洋時間の8月12日(水)午後3時、米東部時間では同日午後6時に始めると案内しています。日本時間ではおよそ8月13日午前7時にあたります。開催地は昨年のPixel 10発表に続いてニューヨークで、2年連続の米東海岸開催です。特徴的なのは開始時刻で、これまで午前中に開かれることが多かった発表会を、あえて夕方の時間帯へ移しました。プライムタイムに寄せることで、より多くの一般視聴者にライブ配信を届ける狙いがあるとみられます。配信はGoogleの公式YouTubeチャンネルとGoogle Storeで行われる予定です。招待状のティザー画像には、横長のカメラバー(背面の帯状カメラ部)を備えた金属調ゴールドの端末が写り込んでおり、次世代機のデザインを匂わせています。

予想ラインアップは「Pixel 11」4機種とPixel Watch 5

当日の主役になるとみられるのが、Pixelスマートフォンの新世代です。複数のリークによれば、無印の「Pixel 11」、上位の「Pixel 11 Pro」、大画面の「Pixel 11 Pro XL」、そして折りたたみの「Pixel 11 Pro Fold」という4機種がそろうとされます。ただし折りたたみのPro Foldは、例年と同じく少し遅れて10月ごろの出荷になるとの見方が有力です。スマートウォッチの「Pixel Watch 5」シリーズも同時にお披露目される見込みです。予約受付はイベント終了直後に始まり、出荷は8月20日ごろからとの噂が出ています。いずれも正式発表前の情報であり、Googleは内容を認めていません。

ストレージは128GB廃止で基本256GBへ、価格の噂も

仕様面で注目されているのがストレージ構成の見直しです。一部の情報では、これまで最小構成だった128GBモデルが姿を消し、全機種が256GBスタートになるとされます。512GBは全モデルで選べ、1TBはPro/Pro XL/Pro Foldの上位3機種に用意されるという構成です。価格については、基本の256GB版でPixel 11が900ドル(約14万6000円)、Pixel 11 Proが1,100ドル(約17万8000円)、Pixel 11 Pro XLが1,300ドル(約21万円)と伝える報道があります。円換算では十分に高価な部類で、円安が続く日本では国内価格がさらに押し上げられる可能性もあります。※1ドル=162円換算

Samsung・Appleを挟む「前倒し」の発表時期

今年のMade by Googleは、昨年のPixel 10発表よりおよそ1週間早い日程です。背景には、他社の新製品ラッシュがあります。Samsungは7月22日に折りたたみ勢を中心とした「Galaxy Unpacked」を開き、Appleは例年どおり9月に新型iPhoneを発表するとみられます。夏から秋にかけてハイエンド端末の話題が集中するなかで、Googleは少しでも早く製品をレビュー記事や店頭に行き渡らせ、購入検討層の視線を先に取り込みたい考えとみられます。開始時刻を夕方へ移したのも、ライブ配信の視聴者数を最大化するための一手と言えるでしょう。

まとめ

Googleは次世代Pixelの発表会「Made by Google」を、米東部時間8月12日夕方(日本時間8月13日早朝)にニューヨークで開くと正式に告知しました。会場・日付・開始時刻・配信手段は確定情報である一方、Pixel 11シリーズ4機種やPixel Watch 5、ストレージや価格の詳細はいずれも現時点では噂の段階です。SamsungやAppleの新製品と時期が重なる激戦のなかで、Googleがどこまで具体的な進化を見せるのか、当日の発表を待ちたいところです。