ソニーが、格闘ゲーム専用に設計したPlayStation 5/PC向けアーケードコントローラー「FlexStrike ワイヤレスファイトスティック」を発表しました。発売は8月6日、税込の希望小売価格は3万4980円で、予約は6月12日に始まります。ワイヤレスでありながら入力遅延を4ミリ秒に抑えた点と、デスクでも膝の上でも扱いやすい本体設計が見どころです。あわせてゲーミングモニターとワイヤレススピーカーも公開されました。
ワイヤレスでも4ミリ秒、遅延を嫌う格ゲーに向けた設計
格闘ゲームは1フレーム単位のコマンド入力が勝敗を左右するジャンルで、入力遅延はプレイヤーが最も気にする要素のひとつです。とりわけワイヤレス接続は遅延が増えやすく、競技志向の人ほど有線にこだわる傾向がありました。
FlexStrikeは有線とワイヤレスの両方に対応しつつ、ワイヤレス時でも操作入力から付属のPlayStation Link(PS Link)アダプターまでの遅延を4ミリ秒に抑えたとしています。ケーブルの取り回しから解放されながら競技レベルの応答性を狙えるなら、アケコン選びの判断材料が大きく変わりそうです。
デスク置きでも膝置きでも疲れにくい本体
アーケードコントローラーの使い方は、デスクに置いて遊ぶ人と、膝の上に載せて遊ぶ人とで大きく分かれます。FlexStrikeのレバーは、そのどちらでも扱いやすいよう、やや短めに設計されているとのことです。
本体はテーブルに置くと上面がわずかに手前へ傾く形状で、長時間の対戦でも手や腕の負担を抑える狙いがあります。底面には滑り止め素材を採用し、膝の上で前のめりになっても本体がずり落ちにくくなっています。なお、PCへの対応は発売後に順次広げる予定で、利用できる環境は徐々に増えていくとしています。
同時発表のゲーミングモニターとワイヤレススピーカー
ソニーはFlexStrikeに加えて、周辺機器2種もあわせて明らかにしました。
ひとつは「27インチゲーミングモニター DualSense充電フック付き」です。スタンド部分にDualSenseコントローラーの充電フックを備え、2560×1440解像度のIPSパネルを搭載します。リフレッシュレートはPlayStation 5/PlayStation 5 Proで最大120Hz、PCとMacでは最大240Hzに対応し、VRR(可変リフレッシュレート)も利用できます。発売は8月27日、予約は6月5日開始で、税込の希望小売価格は4万9980円です。
もうひとつは「PULSE Elevate ワイヤレススピーカー」です。ワイヤレスヘッドセット「PULSE Elite」やワイヤレスイヤホン「PULSE Explore」で培った音響技術を取り入れたモデルで、先の27インチモニターとの組み合わせに適するとされています。発売は今年後半の予定で、詳しい仕様は明らかにされていません。リビングの外でも豊かな体験を届けるとしており、続報が待たれます。
価格と発売スケジュール
3製品の価格と発売時期を整理します。FlexStrike ワイヤレスファイトスティックは3万4980円で8月6日発売、予約は6月12日から始まります。27インチゲーミングモニターは4万9980円で8月27日発売、予約は6月5日から。PULSE Elevate ワイヤレススピーカーは価格未定で、今年後半の発売予定です(価格はいずれも税込の希望小売価格)。
まとめ
FlexStrike ワイヤレスファイトスティックは、ワイヤレスでも4ミリ秒という低遅延と、デスク置き・膝置きの双方に配慮した本体設計で、純正ならではの作り込みを見せる格ゲー向けアケコンです。同時発表のモニターやスピーカーも含めて、PlayStation 5まわりの周辺機器を自社で手堅く固めてきた印象で、対戦環境をまとめて整えたい人には気になるラインアップになりそうです。