Xiaomiが、手頃な価格の完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 8」をアジア以外の市場にも広げ、ドイツやイギリスで発売しました。最大50dBのノイズキャンセリング(周囲の騒音を打ち消す機能)に、高音質コーデックのLHDC対応を組み合わせながら、価格は1万円前後に抑えた一台です。エントリー帯ながら装備は厚めで、Redmiらしいコストパフォーマンスを狙ったモデルに仕上がっています。ここでは主な特徴を整理します。

ドイツとイギリスで発売、価格は1万円前後

Redmi Buds 8は、これまでのアジア中心の展開からさらに市場を広げ、ドイツとイギリスでも購入できるようになりました。価格はドイツの公式オンラインストアで50ユーロ(約9,300円)、イギリスで40ポンド(約8,600円)です。本体カラーはグリーン・ブラック・ホワイトの3色を用意します。

なおドイツでは発売を記念した割引が適用されており、正規の希望小売価格は60ユーロ(約1万1,000円)とされています。この割引価格が今後も続くのかは、現時点でははっきりしません。とはいえ、後述する装備を踏まえると、価格に対する満足度は高そうです。

※1ユーロ=約187円、1ポンド=約214円(2026年6月23日時点)

ANC最大50dBとLHDC対応、音まわりは価格以上

Redmi Buds 8の見どころは、エントリー帯としては手厚い音まわりの装備です。アクティブノイズキャンセリング(ANC)を備え、周囲の騒音を最大50dBまで抑えられるとしています。電車内や街中のざわめきを減らせる水準で、この価格帯では目を引くスペックです。

ワイヤレスでも情報量の多い音を伝えやすいLHDCコーデックに対応する点も、安価なイヤホンとしては珍しい特徴です。音を鳴らす振動板には口径11mmのドライバーを左右に1基ずつ搭載し、低音から声の帯域までをカバーします。

さらに、聴力テストを使って音を個人に合わせる「Sound ID」機能も用意しました。簡単なテストで一人ひとりの聞こえ方を測り、その結果に応じて再生する音を調整する仕組みです。同じ製品でも、自分の耳に合った鳴り方に近づけられます。

バッテリーは最大44時間、IP54の防塵防水

連続再生時間も、価格を考えると余裕があります。ノイズキャンセリングを切った状態なら、イヤホン単体で最大11時間、充電ケースと合わせて最大44時間の再生に対応します。ノイズキャンセリングをオンにすると単体で6.5時間、ケース込みで最大28時間と短くなりますが、日常使いでは十分に持つ範囲です。

本体はIP54相当の防塵・防水に対応します。粉じんや水しぶきにある程度耐えられるため、通勤や軽い運動など、屋外での利用でも扱いやすい設計です。

エントリー帯に装備を詰め込んだRedmiらしい一台

Redmi Buds 8は、低価格機ながらANCやLHDC、長めのバッテリー、防塵防水まで一通り押さえており、必要十分な装備をまとめて手に入れたい人に向いた製品です。上位機のような最高峰の音質や静けさを求める向きには物足りない場面もありそうですが、初めての完全ワイヤレスイヤホンや、普段使いのサブ機としては手堅い選択肢になりそうです。

日本での発売や価格については、現時点で明らかになっていません。これまでもRedmiのイヤホンは国内に投入されてきた実績があるため、今後の展開を待ちたいところです。

まとめ

Redmi Buds 8は、最大50dBのノイズキャンセリングとLHDC対応、口径11mmドライバー、最大44時間のバッテリー、IP54の防塵防水といった装備を、1万円前後の価格にまとめた完全ワイヤレスイヤホンです。今回ドイツやイギリスへと市場を広げ、価格はドイツで50ユーロ、イギリスで40ポンドとなっています。手頃さと装備のバランスを重視する人にとって、注目しておきたい一台です。