パナソニックが、同社初となるイヤカフ型の完全ワイヤレスイヤホン「RB-C10」を7月下旬に発売しました。耳をふさがないオープンイヤー設計で、片耳約5.5gと軽く、アクセサリーのような感覚で身に着けられる点を打ち出したモデルです。価格は公式オンラインストア「Panasonic Store Plus」で14,850円(税込)。カラーはブラック、ホワイトパール、さりげなく耳元で光るサクラパールの3色をそろえます。
アクセサリー感覚で着けられる軽さ
RB-C10がまず力を入れているのは、着け心地と見た目です。耳をはさむブリッジ部分には形状記憶合金を使い、細身ながら耳の形を選ばずしなやかにフィットします。耳への圧力を分散する本体構造と合わせて「Airy Fit」と名付けており、長く着けても痛くなりにくい装着感を狙いました。片耳約5.5gという軽さもあって、着けていることを忘れそうな仕上がりです。
デザインは、しずくの形をしたチャームのようなフォルムを採用しました。ホワイトパールとサクラパールのモデルには真珠のような光沢を持たせ、充電ケースにも同じ質感を用いています。耳の奥に差し込むタイプではないため、マスクやメガネと干渉しにくく、ピアスやイヤリングと同じ感覚で身に着けられるのも狙いのひとつです。
耳をふさがずに音を届ける工夫
RB-C10はオープンイヤー型で、周囲の音を取り込みながら音楽を楽しめます。在宅ワーク中に家族やインターホンの音を聞き逃したくない人や、屋外で周りの状況を把握しておきたい人に向いたタイプです。
一方で、耳をふさがない構造は音が届きにくくなりがちですが、RB-C10は11mm口径の大型ドライバーを搭載し、そのドライバーを耳穴の方向へ向けて配置しています。開放型でありながら音をまっすぐ届ける設計で、音楽も動画のコンテンツも楽しめるサウンドを目指したとしています。
オープンイヤー型で気になりやすいのが音漏れです。RB-C10は右のイヤホンのボタンを押すと音漏れを抑える「ポライトモード」に切り替わり、電車内やオフィス、図書館など静かな場所でも周囲に配慮して使えます。
通話や毎日の使い勝手にも配慮
日常での使いやすさを支える機能も一通りそろえています。パソコンとスマートフォンなど2台の機器へ同時に接続できるマルチポイントに対応し、オンライン会議のあとで動画へ切り替えるといった使い方もスムーズです。BluetoothはClass 1に対応し、コーデックはSBCとAACをサポートします。
操作部には物理ボタンを採用し、耳に触れたときの誤操作を防ぎます。片耳だけでの使用にも対応するため、片方を充電しながらもう片方で通話や音楽を続けられます。通話時には周囲の騒音を抑えるENC(環境ノイズリダクション)が働き、屋外でも聞き取りやすい通話ができるとしています。本体はIPX4相当の防滴性能を備え、キッチンでの作業中や運動時にも使えます。
電池の持ちは、イヤホン単体で最大7時間、充電ケースを併用すると最大26時間です。15分の充電で約60分使えるクイック充電にも対応し、出かける直前に短時間つなぐだけでも使える点は実用的です。ケースの充電端子はUSB Type-Cで、付属品として長さ約0.2mのUSB Type-A to USB Type-Cケーブルが同梱されます。ケースを含めた重さは約38gに収まります。パッケージには石油由来プラスチックの使用を1%以下に抑えた包材を採用しており、環境への配慮もうかがえます。
まとめ
RB-C10は、パナソニックにとって初のイヤカフ型完全ワイヤレスイヤホンです。片耳約5.5gの軽さとアクセサリーのようなデザイン、耳をふさがないオープンイヤー設計を軸に、11mm大型ドライバーやポライトモード、マルチポイント、IPX4防滴、最大26時間再生といった実用的な機能をまとめました。価格は14,850円(税込)で、ブラック、ホワイトパール、サクラパールの3色展開です。ながら聴きしやすいイヤホンを探している人にとって、有力な選択肢になりそうです。
