意外な落とし穴!?MVNOに切り替える前に確認しておきたいこと
変えなきゃよかった!と、なる前に、チェックしたいポイントをご紹介します。
速度が落ちても問題ない?
基本的に、回線を一部借りて提供しているMVNOはMNO(au、docomoなど)と同等の速度は期待できないため、通信の遅さが気になってしまう場合があります。
「お昼にYouTubeをみるのが日課!」、「ネットは速いほうがいい!」という方には少し厳しいかもしれません。
違約金と端末の残債額を確認しよう
MVNOへの移行で一番気になるのは、今の回線を解約するときの違約金だと思います。
例えばauの場合、解約月の場合は無料ですが、それ以外では9,500円(税込10,260円)の違約金が発生するので注意が必要です。
今使っている端末の分割払いが終わっていない場合でも、一括で支払うか、そのまま分割で払い続けるか窓口で選択することが可能です。
iPhoneの場合はApple Careも解約されるので注意!
au、softbankなどで加入するApple Careは、回線を解約すると同時に解約されてしまいます。
解約後は通常の限定保証と同じになってしまい、修理の割引やサポートは受けられなくなります。
もし、画面の修理やバッテリーの交換を考えている方は、解約前に済ませおくのがベストです。
安心のためApple Careは付けておきたい!と考えている方は、購入時にキャリアで申し込まずにAppleから直接加入するという方法もあります。Apple CareはiPhoneを購入してから30日以内までなら加入出来るので、この方法ならキャリアを解約しても補償は継続することが可能です。
端末のSIMロックを必ず解除しておこう
現在、auやdocomo、softbankで購入した端末には全てSIMロックが掛かっています。
SIMロックを解除しないと、例えばauで購入したiPhoneにdocomo回線のSIMを挿すと「SIMが無効です」と表示され、使うことが出来ません。
SIMロックがかかっていても、最近の端末ならオンラインで解除することができます。※
しかし、回線の解約後に解除しようとすると料金がかかったり、手続きが面倒になる可能性があるので、回線解約前に済ませておくことをおすすめします。
※詳しい解除条件については、各社HPをご覧ください。
SIMカードの交換はWi-Fi環境のあるところがベスト
MVNOのSIMを使うには、APN設定をする必要があります。
AndroidであればAPN設定を手動で入力する方法がありますが、iPhoneの場合は、APNプロファイルをダウンロードする必要があります。
プロファイルをダウンロードするために、Wi-Fi環境での交換をおすすめします。