Googleが今秋の投入を予告している新カテゴリーのノートパソコン「Googlebook」について、Lenovo製の第1弾とみられる画像が出回りました。確認できるのは白い筐体のノートパソコンが大小2機種と、キーボードを着脱できる2-in-1タブレットが1機種の計3台です。いずれも、Googleが「Googlebookの証」と位置づけていた光るバーを備えています。画像はAndroid Headlinesが7月31日に公開したものです。
天板のロゴは「Lenovo」だけ
まず目を引くのが配色です。3機種とも真っ白で、Chromebookでよく見かけた濃色の天板とは印象がかなり違います。天板の上端にはわずかな突起があり、Lenovo Chromebook Plus 14と似た形状に見えます。カメラ周りを持ち上げて画面を開きやすくする、あの造形です。
面白いのはブランド表記の扱いです。天板に置かれているのは「Lenovo」のロゴだけで、「Googlebook」の文字はどこにも見当たりません。Chromebookが天板にカテゴリー名を掲げてきたのとは対照的で、この新カテゴリーではキーボード面の左手前、いわゆる左パームレストに名前を置く設計のようです。
代わりに天板側で存在感を出しているのが、青く光るバーです。Googleは5月の発表時点で、全てのGooglebookに機能を伴った光るバーを載せると説明していました。今回の画像は、その説明どおりのものが実機に載ることを裏づけた形になります。
大小2サイズ、端子の並びで見分けがつく
ノートパソコンは2台写っていますが、寸法の表記はありません。それでも底面と側面を見ると、サイズ違いであることが読み取れます。
小さいほうは底面に左右のスピーカーグリルがなく、右側面にUSB Type-Cとヘッドホン端子が並びます。対して大きいほうは、右側面にUSB Type-A、USB Type-C、そして光る電源ボタンが確認できます。左側面には音声端子とUSB Type-Cのほかにもう1つ開口部がありますが、画像の解像度が足りず、USB Type-AなのかHDMIなのかは判別できません。
USB Type-Aが残っている点は、Androidをベースにした新しい端末としては保守的にも映ります。ただ据え置き利用でマウスや有線周辺機器をつなぐ層を想定するなら、当面は現実的な選択でしょう。
ペンが付く2-in-1、光るマウスも用意
3台目は毛色が違います。キーボードを分離できるタブレットで、背面にスタンドを備える構成です。光るバーはカメラの横、細長いピル型の筐体に収まっています。
側面には左右それぞれに2組のスピーカー開口部があり、音まわりに手が入っていることがうかがえます。上端にはペンがマグネットで貼り付く設計です。組み合わせるキーボードカバーには「Googlebook」のブランド表記があり、タッチパッドもそれなりの面積が確保されています。ノートパソコン側が天板に載せなかった名前を、こちらでは周辺機器側に置いているわけです。
さらにLenovoは、光るストリップを備えたマウスも用意しているとされます。光るバーを製品カテゴリーの記号として使う方針が、本体だけでなくアクセサリーにも広がっている様子です。
そもそもGooglebookとは何か
Googlebookは、Googleが2026年5月12日に明らかにした新しいノートパソコンのカテゴリーです。Androidの技術基盤の一部の上に構築され、Google Playのアプリ資産を持つAndroidと、ブラウザに強いChromeOSの双方の良さをまとめるという説明がなされています。同社はこれを、OSから「インテリジェンスの仕組み」への移行と表現しました。
中心に据えられているのはGeminiです。Google DeepMindと共同開発したMagic Pointerは、カーソルを小刻みに動かすとGeminiが反応し、指している対象に応じた提案を出す機能です。メール内の日付を指してそのまま予定を組んだり、部屋の写真と家具の写真を選んで組み合わせを確認したりといった使い方が示されています。プロンプトを書くだけで自分専用のウィジェットを作れるCreate your Widget、スマートフォン内のファイルをそのままノート側のファイルブラウザーから扱えるQuick Accessも用意されます。
製造で組むのはAcer、ASUS、Dell、HP、Lenovoの5社です。発売時期は2026年秋とだけ案内されており、具体的な日付や価格はまだ出ていません。なお、Googleは8月12日にMade by Googleの開催を予定しています。
まとめ
流出したのは、Lenovoが手がけるGooglebookの第1陣とみられる3台です。白い筐体のノートパソコンが大小2機種と、ペンとキーボードカバーに対応する2-in-1タブレットが1機種で、いずれも青く光るバーを備えます。天板にGooglebookの名前はなく、ブランド表記は左パームレストとキーボードカバー側に置かれる設計のようです。端子構成やスピーカー配置からサイズ違いは読み取れるものの、画面サイズ、搭載チップ、価格、発売日はいずれも未確定のままです。
