Lenovoが、サブブランドLecooから軽量ゲーミングマウス「Bellator GM104」を中国で発売しました。マグネシウム合金の骨格を採用して本体重量を約55gに抑えつつ、最新世代のPixArt PAW3950センサーと8,000Hzの高ポーリングレートを盛り込んだ1台です。価格は649元(約1万5000円)からで、競技志向のプレイヤーが求める軽さと応答性を、手の届きやすい価格にまとめています。
マグネシウム合金の骨格で約55gを実現
Bellator GM104の最大の特徴は、その軽さです。外殻には航空グレードのマグネシウムアルミ合金を用い、内部を肉抜きした骨格(エクソスケルトン)構造を採用しています。これにより、剛性を保ったまま本体重量を約55g(誤差5g)まで切り詰めました。長時間のプレイで効いてくる手首や指の疲労を抑える狙いです。
本体サイズは116.77×59.32×38.31mmで、比較的コンパクトなまとまりです。つまみ持ち・かぶせ持ちなど、複数の持ち方に対応しやすい形状に仕上げています。
PAW3950センサーと0.125ミリ秒の応答
センサーには、PixArtの最新世代となるPAW3950光学センサーを搭載します。感度は400から30,000DPIの範囲で調整でき、最大750IPSの追従速度と50Gの加速度に対応します。素早いマウス操作でもカーソルが破綻しにくく、高速なエイム操作を受け止められる構成です。
注目したいのが8,000Hzのポーリングレートで、有線のUSB-C接続だけでなく、2.4GHzワイヤレス接続でも利用できます。ポーリングレートはマウスがPCへ位置情報を報告する頻度を指し、8,000Hzでは入力の遅延が0.125ミリ秒まで縮まります。一般的な1,000Hzのマウスと比べて、競技シーンでの入力の遅れを抑える設計です。
3モード接続と80時間超のバッテリー
接続方式は、2.4GHzワイヤレス、Bluetooth 5.2、有線USB-Cの3モードに対応します。Bluetoothでは最大3台の機器を登録でき、再ペアリングなしで切り替えられるため、ゲーム用のPCと仕事用の端末を併用する使い方にも向きます。有線モードでは、充電しながら通常通り操作できます。
電源は300mAhのリチウム電池で、省電力モードでは80時間以上の駆動をうたいます。電力の管理には回路保護と電圧制御の仕組みを備え、電池の状態を保ちながら出力を安定させます。主ボタンにはメカニカルスイッチを採用し、1億回のクリックに耐える耐久性を確保しています。
まとめ
Lecoo Bellator GM104は、マグネシウム合金の骨格による約55gの軽さに、PAW3950センサーと8,000Hzポーリング、3モード接続をまとめた競技志向のゲーミングマウスです。フラッグシップ級のセンサーと高ポーリングレートを649元(約1万5000円)という価格で実現しており、軽量マウスを手頃に試したいプレイヤーにとって有力な選択肢になりそうです。現時点では中国での発売ですが、軽量ゲーミングマウスの競争が一段と激しくなっていることを示す製品と言えます。
※為替レート(2026年6月28日時点):1元=23.9円