インドのLavaが、オーディオと充電まわりのアクセサリーを束ねる「Pro」シリーズに3つの新製品を追加しました。完全ワイヤレスイヤホンの「Probuds T51」、首かけ式の「Xscape 13° Neckband」、そして10,000mAhのモバイルバッテリー「Prowatt Air 10K」です。いずれも高価格帯には手を伸ばしにくいユーザーへ向けた、機能重視かつ手ごろな価格の「Made in India」製品として展開されます。

Probuds T51:最大50dBのハイブリッドANCと60時間再生

新ラインアップの中心となるのが、完全ワイヤレスイヤホンのProbuds T51です。価格は1,999ルピー(約3,400円)で、最大50dBのハイブリッドアクティブノイズキャンセリング(周囲の騒音を打ち消す機能)を搭載します。周囲の音の状態に合わせて打ち消しの強さを変える適応型のノイズ検出にも対応し、通勤電車やカフェなど環境が変わっても安定した静けさを保ちやすい設計です。

音の出口となるドライバーは12.4mmと、この価格帯としては大きめです。ケース併用で最大60時間という総再生時間の長さも見どころで、10分の充電で最大3時間ぶんの再生ができる急速充電にも対応します。接続はBluetooth 5.4で、2台の機器へ同時につなぐデュアルデバイス接続や、耳から外すと自動で再生を止める装着検出、IPX4の防滴、専用アプリ「ProSpot」でのイコライザー調整、音声アシスタント呼び出しなど、上位機に近い機能を一通り備えています。カラーはMocha Cream、Blue Frost、Espresso Blackの3色です。

Xscape 13° Neckband:3つのEQモードを699ルピーで

首かけ型のXscape 13° Neckbandは、699ルピー(約1,200円)という思い切った価格が目を引きます。10mmのドライバーを積み、Pro Bass・Pro Rock・Pro Balanceという3つのイコライザーモードを切り替えて、聴く内容に合わせた音作りを選べます。Lavaは、同じ価格帯のネックバンドで3種類の専用プリセットを用意したのは自社が初めてだとしています。

バッテリーは最大70時間と長く、ゲーム向けには遅延を45ミリ秒まで抑える低遅延モードも用意されました。接続はProbuds T51と同じくBluetooth 5.4のデュアルデバイス対応で、IPX4の防滴やマイク内蔵、音声アシスタント対応も押さえています。カラーはBlack、Blue、Greyの3色展開です。

Prowatt Air 10K:22.5W対応の10,000mAhバッテリー

ラインアップを締めくくるのが、10,000mAhのモバイルバッテリーProwatt Air 10Kです。価格は1,399ルピー(約2,400円)で、22.5Wの急速充電に対応します。重さは約168gと、この容量帯としては携帯しやすい部類に収まります。

残量をひと目で把握できるデジタル表示や発熱を抑える設計を採用し、出力端子はUSB Type-Aを2つとUSB Type-Cを1つの計3ポートを用意します。付属品としてL字型のType-Cケーブルも同梱され、購入後すぐに使い始められます。カラーはThunder BlackとElectric Blueの2色です。

価格と入手性

Probuds T51とXscape 13° Neckbandはまず店頭で販売が始まり、Amazonにも順次掲載される予定です。Prowatt Air 10KはAmazonと店頭の両方で扱われます。Prowatt Air 10Kについては、7月2日から3日にかけてのAmazonプライム早期セールで、プライム会員向けに1,249ルピー(約2,100円)の特別価格が設定されました。

なお、今回の3製品はいずれもインド市場向けの発表で、現時点で日本国内での販売は案内されていません。日本のユーザーが手にするには、今後の展開を待つ形になります。

※1ルピー=約1.7円換算(2026年7月4日時点)

まとめ

LavaがProシリーズに追加したのは、50dBハイブリッドANCと60時間再生のProbuds T51(1,999ルピー/約3,400円)、3つのEQモードを備えたXscape 13° Neckband(699ルピー/約1,200円)、22.5W対応で約168gのProwatt Air 10K(1,399ルピー/約2,400円)の3製品です。いずれも価格を抑えつつ、ノイズキャンセリングや長時間再生、急速充電といった実用機能をしっかり詰め込んでおり、コストを重視しながら機能も妥協したくない層に響きそうなラインアップに仕上がっています。