充電器メーカーの株式会社CIOが、半固体系バッテリーセルを採用したモバイルバッテリー「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 Pro SS10K」を発売しました。価格は8,580円(税込)で、2026年4月15日からAmazon.co.jpや楽天市場のCIO公式オンラインストア、一部の家電量販店、直営店のCIO STOREなどで販売されています[1]。Qi2.2対応の最大25Wワイヤレス充電と、有線で最大35Wの出力に対応し、安全性と使い勝手の両立をうたう1台です。

燃えにくい「半固体系」バッテリーセルを採用

この製品でまず注目したいのが、バッテリーセルそのものの安全設計です。一般的なリチウムイオン電池は液体の電解液を使っており、これが発火の原因になることがあります。SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 Pro SS10Kは、その電解液を10パーセント以下まで抑えた半固体系バッテリーセルを採用しました[1]。落下や衝撃、繰り返しの使用といった日常のさまざまな場面でも、安定した性能を保ちやすい設計です。

加えて、CIO独自の内部設計「NovaCore C2」による放熱構造を組み合わせています。CIOによると、300回使用した後でも電池の膨張係数を80パーセント以下に抑えられるとしており、長く使っても劣化しにくい点を強みに挙げています[1]。さらに「NovaSafety S2」と呼ぶ機能で、温度を検知して出力を制御するほか、使用状況に応じて出力を切り替えるモードも備えます[1]。

モバイルバッテリーは航空機への持ち込み制限が話題になるなど、安全性への関心が高まっている分野です。半固体系セルを前面に出した設計は、こうした流れを意識した製品といえます。

Qi2.2対応で最大25Wのワイヤレス充電

本機はワイヤレス充電の新しい規格「Qi2.2」に対応しています。Qi2.2は、業界団体のワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)が定めた規格で、従来のQi2(最大15W)から出力を引き上げ、最大25Wでのワイヤレス充電を実現したものです。SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 Pro SS10Kも、この25Wに対応します[1]。

使い方はシンプルで、MagSafe対応のiPhoneなどにマグネットでピタッと吸着させながら充電できます。ケーブルを抜き差しする手間がなく、机の上に置いたままでも、スマートフォンに装着したまま持ち歩きながらでも充電できるのが便利なところです。

ワイヤレスだけでなく、有線接続にも強みがあります。USB-Cポートは最大35Wの出力に対応し、スマートフォンはもちろん、タブレットや一部のノートパソコンまで幅広く充電できます[1]。ただし、機種によっては最大供給電力の制限により充電できない場合があるとされている点には注意が必要です[1]。

厚さ約17mmの薄型設計と1パーセント単位の残量表示

容量は10000mAhで、CIOによるとスマートフォンを約1.2回以上充電できます[1]。10000mAhの大容量と最大35W出力を備えながら、厚さは約17mmに収めており、カバンやポケットに入れて持ち運びやすいサイズ感です[1]。

日常使いを意識した機能も入っています。充電しながら同時に給電できる完全パススルー充電に対応するほか、残量を1パーセント単位で示すデジタル表示を搭載しました[1]。スマートフォンに装着した状態でも自然と数字が目に入る配置になっており、「まだ使えるかな」という不安を減らす狙いです。

カラーはシルバーとブラックの2色展開で、価格は8,580円(税込)です[1]。

まとめ

SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 Pro SS10Kは、燃えにくい半固体系バッテリーセルと放熱設計で安全性を高めつつ、Qi2.2対応の25Wワイヤレス充電と有線35W出力という実用性を両立させたモバイルバッテリーです。10000mAhながら厚さ約17mmに抑えた薄型設計と、1パーセント単位の残量表示も日常使いに役立ちます。安全性と充電速度の両方を重視したい人にとって、有力な選択肢になりそうです。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000641.000043212.html