アンカー・ジャパンは、Anker初の走行充電器「Anker Solix オルタネーターチャージャー」を2026年4月14日に発売しました。車の走行中にバッテリーから生まれる余剰電力を使い、移動しながらポータブル電源を充電できる製品です。最大800Wの高出力に対応し、車中泊やアウトドア、災害時の電源確保まで幅広い場面での活用を想定しています。
走行中の余剰電力でポータブル電源を充電
Anker Solix オルタネーターチャージャーは、車のバッテリーシステムから発生する余剰電力を活用し、走行中にポータブル電源へ給電・充電できるAnker初の走行充電器です[1]。これまでAnkerはモバイルバッテリーやポータブルバッテリーAnker Solixシリーズ、ソーラーパネルなどを展開してきましたが、今回の走行充電器でラインナップを広げ、移動中でも安定して電力を確保できる選択肢を加えた形です[1]。
ソーラーパネルでの充電は日照条件に左右されますが、走行充電器であれば夜間や雨天でも充電できます[1]。数日にわたる車中泊やキャンプで充電が不足した場合でも、車を走らせるだけで電力を補えるため、天候を気にせず電源を確保しやすくなります[1]。SUVやワンボックス、キャンピングカーなど幅広い車種に対応しています[1]。
なお対応するのは、12Vおよび24Vで鉛(FLD/GEL/AGMなど)またはLFPのスターターバッテリーを搭載した車種です[1]。古い車種や一部の特殊車両では電圧が十分でなく動作しないことがある点には注意が必要です[1]。
シガーソケットの約7倍、最大800Wの高速充電
本製品の特徴は、最大800Wという高出力です[1]。「Anker Solix C2000 Gen 2 Portable Power Station」に対しては、一般的な車のシガーソケットと比較して約7倍の速さとなる、わずか約3時間での充電が可能としています(Anker調べ)[1]。
シガーソケットからの充電は手軽な一方で出力が小さく、容量の大きいポータブル電源を満充電するには長い時間がかかります。走行充電器を使えば、目的地までの移動時間をそのまま充電時間に充てられるため、時間と電力の両面で効率よく電源を確保できます[2]。本体には最大26,880Whまでの拡張に対応する大容量モデルへの給電も想定されており、長期間のアウトドアや車中泊にも対応しやすい設計です[1]。
安全機能と逆充電モード、アプリ連携
走行充電器は車両の電気系統に直接つなぐ製品のため、安全性に関わる機能が複数搭載されています。エンジンの始動・停止に伴う電圧変動をリアルタイムに感知して充電を自動制御する「スマート電圧検知機能」や、車載バッテリーの過放電を未然に防ぐ「低電圧保護機能」を備え、車両側に過度な負荷をかけずに走行充電を行えます[1]。
さらに、ポータブル電源から車載バッテリーへ給電する「逆充電モード」も搭載しています[1]。ライトの消し忘れなどで車のバッテリーが上がってしまった際に、ポータブル電源から給電してエンジン始動を助けられます[1]。ただし逆充電に対応するポータブル電源は「Anker Solix F3000」「Anker Solix C2000 Gen 2」「Anker Solix F3800」の3製品のみで、別売りの拡張バッテリー接続ケーブルも必要になります(2026年4月時点)[1]。
操作面では、Ankerアプリを使って給電・充電状況をリアルタイムで確認したり、遠隔でモードを設定したりできます[1]。車内に設置したまま手元のスマートフォンで状態を把握できるため、走行中でも電力管理を行いやすい設計です[3]。
価格と販売情報
Anker Solix オルタネーターチャージャーの販売価格は税込89,990円です[1][2]。2026年4月14日より、Anker Japan公式オンラインストア、直営店のAnker Store、Amazon.co.jp、楽天市場、および一部の家電量販店で販売されています[1]。
ポータブル電源をすでに所有していて、車での移動が多い人にとっては、移動時間を有効に使える追加の充電手段になります。一方で本体価格は決して安くないため、車中泊やキャンプの頻度、手持ちのポータブル電源が逆充電や高速充電に対応しているかを確認したうえで検討するとよいでしょう。
まとめ
Anker Solix オルタネーターチャージャーは、走行中の余剰電力でポータブル電源を充電できるAnker初の走行充電器です。最大800Wの高出力でシガーソケットの約7倍の速さの充電に対応し、スマート電圧検知機能や逆充電モードなど安全面の機能も備えています。日照に左右されず夜間や雨天でも充電できる点は、ソーラーパネルにはない強みです。車中泊やアウトドア、災害時の備えとしてポータブル電源を活用している人にとって、有力な選択肢となりそうです。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000639.000016775.html