Redmiが、年に1度の主力機を7月31日に上海で開幕するChinaJoy 2026で披露すると告知しました。製品名こそ伏せられていますが、業界筋の見方はRedmi K100シリーズでほぼ一致しています。ティザー画像に添えられたのは、K系列の異名として定着している魔王の到来を思わせる一言。8,000mAhを超える電池や185Hz駆動の画面など、事前に出回っている噂も派手なものばかりです。
展示場所はQualcommのブース
告知によれば、Redmiが年度の重量級製品と呼ぶ端末はChinaJoy会場のQualcommブース、N5-02区画で公開されます。ゲーム見本市の、しかもチップメーカーの区画を初披露の舞台に選んだ形です。K系列はもともと価格を抑えつつ処理性能を優先してきた系譜で、ゲーム用途との相性を前面に出す狙いが読み取れます。会場で発売時期まで明かされるのではないか、という観測も出ています。
なお中国の認証機関には、M511CDという型番のXiaomi製端末が100Wの有線充電対応として登録済みです。この型番がK100系の1台にあたるとの見方が広がっており、ティザーの信ぴょう性を補強する材料になっています。
電池はどこまで積むのか
今回のシリーズで最も話題を集めているのが電池容量です。流出情報では8,000mAhを超える搭載量が繰り返し語られ、さらに新しい話では1万mAh級の試作も進んでいるとされます。充電速度は有線100W、ワイヤレス50Wという水準が共通して挙がっています。
前世代のRedmi K90 Pro Maxが2025年10月に発表された際の容量は7,560mAhで、当時としても大容量の部類でした。仮に噂どおりなら、1年でさらに数百から2,000mAh以上を積み増す計算になります。ここ1年ほど中国メーカー各社は珪素を含む負極材の採用で体積あたりの容量を伸ばしており、その流れの延長線上にある数字と考えると理解しやすいはずです。ただし容量に関する数値は情報源によって幅があり、現時点で確定した仕様ではありません。
画面とカメラも上位機の水準
表示面では、185Hzの高リフレッシュレートに対応するLTPO方式の平面パネルが伝えられています。LTPOは表示内容に応じて駆動周波数を落とせる方式で、高リフレッシュレートと電池持ちを両立させるための定番技術です。指紋認証は超音波式を画面下に内蔵し、防塵防水はIP68に加えてIP69まで取得するとされています。
カメラは2億画素の主センサーに、5倍相当をカバーする5,000万画素の潜望鏡型望遠を組み合わせる構成が有力視されています。望遠側でマクロ撮影に対応するという話もあり、K90 Pro MaxでRedmiが初めて潜望鏡型を採用した流れをさらに進めることになります。音まわりでは左右対称のステレオスピーカーが基本で、最上位のPro Maxのみスピーカー3基による2.1構成を引き継ぐ見込みです。
外観は金属フレームに本体色と揃えたガラス背面、背面には横長の大きなカメラ島という、最近の中国製上位機に共通するまとめ方が語られています。
3モデル構成とPoco版の存在
シリーズはRedmi K100、K100 Pro、K100 Pro Maxの3モデルで構成される見通しです。ただし同時発売ではなく、まずProとPro Maxが先行し、標準モデルは年内の後半に回るという情報があります。前世代では標準モデルとPro Maxの間に価格の空白が生じていたため、Proを挟んで埋める狙いがあるとみられます。
搭載チップについては、QualcommのSnapdragon 8 Elite Gen 5を軸とする見方が中心で、上位モデルでは追加のチップを組み合わせる構成も取り沙汰されています。もっともこの点は情報源ごとに食い違いがあり、正式発表を待つ必要があります。
海外市場ではPoco F9 ProおよびF9 Ultraとして名前を変えて展開される見込みで、これらの型番はすでに複数の認証を通過しています。中国国内での発売が8月とすれば、グローバル版はその後を追う形になります。
まとめ
Redmiは7月31日、ChinaJoy 2026のQualcommブースで年度の主力機を初公開します。名指しこそ避けているものの、対象はRedmi K100シリーズとみられ、8,000mAhを超える電池、185HzのLTPOパネル、2億画素の主カメラといった噂が先行しています。3モデル構成でProとPro Maxが先行するという話も含め、詳細は会場での発表を待つ段階です。海外ではPoco F9系として登場する見込みで、価格を抑えた高性能機を探している人にとっては続報を追う価値があります。
