AI回答エンジンを手がけるPerplexityが、世界初を掲げるAIネイティブブラウザ「Comet」のAndroid版を正式にリリースしました[1]。PC版で評価された「質問する・整理する・行動する」という体験をスマートフォンへ広げ、AIアシスタントを常駐させた新しいモバイル閲覧体験を提供します。音声によるタブ横断検索や、ネイティブ広告ブロッカーも備えます。
ゼロから再設計されたモバイルブラウザ
インターネット利用の大半がスマートフォンへ移った一方で、従来のモバイルブラウザは「調べる」以上の価値を十分に提供できていない、とPerplexityは指摘します[1]。同社は具体的な課題として、情報が断片化されて整理しづらいこと、タスクを続けるためにアプリの切り替えが必要なこと、広告やポップアップで集中が途切れることの3点を挙げています[1]。
Comet for Androidは、こうした課題に対してデスクトップ版のUI(ユーザーインターフェース)をそのまま移植するのではなく、AIを中核に据えたモバイルブラウザ体験としてゼロから再設計されました[1]。検索エンジンにPerplexityを既定設定として組み込めるなど、AIとの対話を起点に閲覧が進む構成になっています[3]。
Comet for Androidの主な機能
Android版Cometの中心にあるのは、ページ遷移やアプリの切り替えをせずに作業を支援する内蔵AIアシスタントです[1]。主な機能は次の4つに整理されています。
1つ目は、ワンタップで呼び出せる「Comet Assistant」です。質問や調査、タスクの実行を即座にサポートし、拡張された推論能力によってアシスタントがどう動いているかを可視化できるほか、処理の途中で利用者が介入することもできます[1]。
2つ目は、タブと「会話」できる仕組みです。Perplexityアプリで人気のVoice Mode(音声モード)をAndroid版Cometにも搭載し、開いている複数のタブを横断しながら音声で質問や検索ができます[1]。
3つ目は、タブをまたいだ検索結果の要約です。Cometの代表的な機能である「複数タブを横断した情報統合」に対応し、開いているすべてのタブの内容をAIが一括で要約します[1]。
4つ目は、業界トップクラスをうたうネイティブ広告ブロッカーです。スパム広告やポップアップを自動で遮断し、信頼するサイトはホワイトリストに登録して表示できます[1]。Perplexityによると、Cometは利用者に代わって調査や買い物を進めることもできます[3]。
料金は基本無料、iOS版も準備中
製品名はComet(Android版)で、対応OSはAndroidです[1]。提供開始は2025年11月で、米国では11月20日に発表されました[1][3]。料金は基本無料で、一部にプレミアム機能が用意されています[1]。アプリはGoogle Playストアからダウンロードできます[1]。
今後についてPerplexityは、複数のサイトを横断して検索や操作を行う会話型エージェント、アシスタントに素早く動作を指示するためのショートカット、本格的なパスワードマネージャーなどを数週間のうちに追加する計画を示しています[3]。Apple向けのiOS版についても、近日中のリリースを予定しているとしています[1][3]。
まとめ
Perplexityは、AIアシスタントを常駐させたブラウザ「Comet」をAndroidへ広げ、音声でのタブ横断検索や広告ブロックなどPC版の主要機能をスマートフォンに持ち込みました。基本無料で配布される点もあり、AIを中核に据えたモバイルブラウザがどこまで日常の閲覧体験を変えるかが注目されます。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000157647.html
出典:https://www.perplexity.ai/ja/hub/blog/comet-for-android-is-here
出典:https://techcrunch.com/2025/11/20/perplexity-brings-its-ai-browser-comet-to-android/
