OPPOが8月4日14時30分(現地時間)に中国で「OPPO A7 Pro Max」を発表します。公式サイトの特設ページに掲げられた文句は「万級大電池 七年耐用」で、同社のスマートフォンとして最大となる10,000mAh級の電池を、セルを2つに分けない単セル設計で積んだことが売りになっています。予約はすでにOPPOの公式オンラインストアで始まっており、当日は価格が明らかになる見込みです。
1万mAhを1つのセルで積む
OPPOの注記によると、電池は単セル設計で、容量は標準値が10,000mAh、定格値が9,700mAhです。スマートフォンで容量を稼ぐ場合、セルを2つ並べて厚みと形状の自由度を確保する二分割構成が定石になっていますが、この機種はその逆を選んでいます。
単セルで押し通した理由として、OPPOはシリコンカーボン負極のセルを採用したことと、それによってセル間の配線や電源管理の部品に割くスペースが減ったことを挙げています。結果として本体は厚さ8.47mm、重量226gに収まったとされます。5桁の容量を積んだ端末としては、この2つの数字のほうが容量そのものより目を引くところでしょう。
充電は80Wの有線急速充電に対応するとされています。容量が大きくなるほど満充電までの時間は伸びますので、1万mAh級で使い勝手を保つには、この出力が実際にどれだけ持続するかが鍵になります。
「7年耐用」は寿命の試算値
もう1つの売り文句である「七年耐用」については、OPPOが算出の前提を公式サイトに明記しています。2日に1回フル充放電を1サイクル回し、25±2℃の実験室条件で測った場合、約1,500サイクル、およそ7年にわたって容量保持率80パーセント以上を保てるという試算です。
ここで注意したいのは、この80パーセントという数字が寿命を算出するためのしきい値であって、品質を約束するものではないとOPPO自身が断っている点です。実際の持ちは使い方や温度環境で変わりますし、電池の自然な劣化は通常の使用による消耗として扱われ、無償保証の範囲には入りません。7年という表現は、耐久性の設計思想を示す指標として読むのが妥当です。
カラーは3色、メモリは3構成
カラーは3色展開です。波の模様をあしらった淡いブルーの「乗風破浪」、雲を思わせるグラデーションのオレンジ「前橙似錦」、マットな質感のブラック「遠山黒」が用意されます。公式画像では、ブルーとオレンジの2色が背面に模様を持つ仕上げになっていることが確認できます。
メモリとストレージの組み合わせは、8GB+128GB、12GB+256GB、12GB+512GBの3構成です。予約ページには8GB+128GBの構成が先に掲載されています。
中身の仕様は当日の発表待ち
カメラについては、背面がデュアル構成で主センサーが5,000万画素、前面カメラも5,000万画素であることをOPPOが明かしています。背面のもう1眼は200万画素の補助センサーとみられています。
そのほかの部分は事前情報の段階です。画面は6.78型で1.5K解像度、リフレッシュレート120Hzのフラットな有機ELパネル、プロセッサはQualcommのSnapdragon 4 Gen 5、ソフトウェアはAndroid 16ベースのColorOS 16という見立てが出ています。3.5mmのイヤホン端子と側面指紋センサーを残すとも伝えられており、価格を抑えた実用機としての性格が強い構成です。
中国以外での販売については、現時点で案内がありません。1万mAhという容量が薄型軽量とどこまで両立しているかは、8月4日の発表と、その後に出てくる実機の評価で見えてくることになります。
まとめ
OPPO A7 Pro Maxは、単セル設計で10,000mAh(定格9,700mAh)の電池を積み、厚さ8.47mm・重量226gに収めたとされるAシリーズの新機種です。「七年耐用」は2日に1回の充放電を約1,500サイクル回した場合の試算で、品質保証ではない点に注意が必要です。カラーは3色、メモリは8GBから12GB、ストレージは128GBから512GBの3構成で、価格は8月4日14時30分の発表で明らかになります。
