NVIDIA は2026年5月21日、金融・投資家コミュニティ向けのカンファレンス2件に登壇すると発表しました[1]。対象は5月28日の「TD Cowen 第54回テクノロジー・メディア・テレコム・カンファレンス」と、6月4日の「BofA グローバル・テクノロジー・カンファレンス」で、いずれも同社の投資家向けサイトで音声を生配信します[1]。過去最高の四半期決算を公表した直後の登壇となります。

発表された2件のカンファレンス登壇

NVIDIA が示した登壇予定は2件です[1]。1件目は「TD Cowen 第54回テクノロジー・メディア・テレコム・カンファレンス」で、米太平洋時間の5月28日午前7時15分(日本時間同日午後11時15分)に登壇します[1]。2件目は「BofA グローバル・テクノロジー・カンファレンス」で、米太平洋時間の6月4日午前8時40分(日本時間6月5日午前0時40分)に登壇します[1]。

NVIDIA は、これらの説明会の音声を投資家向けサイト investor.nvidia.com でライブ配信すると説明しています[1]。配信の録音は、各説明会の終了後90日間にわたって再生できます[1]。関心のある投資家や報道関係者は、当日に参加できなくても後から内容を確認できる形です[1]。一方で、登壇内容は事前に公開されていないため、何が語られるかは当日の配信を待つ必要があります[1]。

過去最高の四半期決算を受けた登壇

今回の登壇予告は、NVIDIA が四半期決算を発表した翌日に出されました。同社は2026年5月20日、2027会計年度第1四半期(2026年4月26日締め)の決算を公表しています[2]。

売上高は過去最高の816億ドル(約13兆円)で、前四半期比20%増、前年同期比85%増となりました[2]。中核のデータセンター部門の売上高も過去最高の752億ドル(約12兆円)に達し、前年同期比で92%伸びています[2]。粗利益率はGAAPベースで74.9%、非GAAPベースで75.0%でした[2]。

あわせて NVIDIA は、800億ドル(約12兆7,000億円)の自社株買い枠を追加し、四半期配当を1株あたり0.01ドル(約1.6円)から0.25ドル(約40円)へ引き上げると発表しました[2]。次の第2四半期の売上高見通しは910億ドル(約14兆5,000億円)としています[2]。※1ドル159円換算

決算発表からカンファレンス登壇までの短い間隔は、好調な業績の内容を投資家へ直接説明する機会が続くことを意味します。

投資家向けカンファレンスが持つ意味

TD Cowen と BofA(バンク・オブ・アメリカ)のカンファレンスは、いずれも証券会社が主催する投資家向けの定例イベントです。半導体やソフトウェア、クラウドといった分野の企業経営陣が登壇し、機関投資家やアナリストと対話する場として位置づけられています。

こうした場では、新製品の正式発表よりも、すでに公表された戦略や業績に関する補足説明、質疑応答が中心になる傾向があります。NVIDIA にとっては、決算発表で示した数字や見通しの背景を説明し、AIインフラ需要に対する見方を投資家と共有する機会といえます。

NVIDIA の今回の発表自体は登壇予定の告知にとどまり、具体的な発言内容や新たな製品計画には触れていません[1]。実際にどのような説明が行われるかは、当日の配信内容を確認する必要があります。

まとめ

NVIDIA は5月28日と6月4日に、TD Cowen と BofA証券が主催する投資家向けカンファレンスへ登壇します[1]。過去最高の四半期決算の直後にあたり、業績の背景やAI需要の見通しを投資家へ説明する場となりそうです。当日の音声は同社の投資家向けサイトで配信されます[1]。

出典:https://nvidianews.nvidia.com/news/nvidia-announces-upcoming-events-for-financial-community-6921679

出典:https://www.globenewswire.com/news-release/2026/05/20/3298888/0/en/nvidia-announces-financial-results-for-first-quarter-fiscal-2027.html