アンカー・ジャパンは、スマートホームブランド「Eufy」初となるセキュリティソリューションとして、ネットワークビデオレコーダー(NVR)とPoEカメラ2機種の計3製品を2026年5月12日に発売しました[1]。24時間の常時録画に加え、AIによる映像検知・検索に対応し、月額料金なしで運用できる点が特徴です。店舗や施設の防犯と業務効率化を、まとめて担えるシステムに仕上がっています。
複数カメラを一元管理する3製品構成
今回登場したのは、ネットワークビデオレコーダー「Eufy Network Video Recorder S4」と、PoEカメラ「Eufy PoE Cam S4」「Eufy PoE Cam E41」の3製品です[1]。販売チャネルは、Anker Japan公式オンラインストアと、法人向けの「Anker for Business」などとなっています[1][2]。
NVRは、ネットワークカメラの映像をIPネットワーク経由で受信し、複数台の映像を一元管理するための録画機です[1]。店舗や施設に設置した複数のカメラ映像をひとつにまとめて確認できるため、無人の時間帯を含めて現場の状況を継続的に記録できます[1]。アンカー・ジャパンは、飲食店や美容院でのサービス品質維持やトラブル抑止、クリニックや介護施設での安全確保、小売店の運営効率化など、幅広い場面での活用を想定しています[1]。
PoE(Power over Ethernet)は、LANケーブル1本で映像データの通信と電力供給を同時に行う技術です[1]。カメラの近くに電源がない場所でも設置できるため、配線の自由度が高く、さまざまな環境に対応しやすいという利点があります[1]。
AIで映像を瞬時に検索するNVR「Network Video Recorder S4」
3製品の中心となるのが「Eufy Network Video Recorder S4」です。最大の特徴は、録画データのなかから目的の映像をすばやく見つけ出すAI検索機能にあります[1]。特定の人物の顔や衣服の色、車両の特徴をAIが自動で検知・判別し、見たいシーンを瞬時に絞り込めるため、長時間の映像を見返す手間を大きく減らせます[1]。
録画環境の手軽さも見どころです。本体には2TBのHDDが同梱されており、別途ストレージを買い足す必要がありません[1]。「Eufy PoE Cam E41」を1台使った場合で約36日分、「Eufy PoE Cam S4」を1台使った場合で約21日分の常時録画データを保存でき、別売りのHDDを使えば最大16TBまで容量を拡張できます[1]。
データをローカルに保存する設計のため、月額料金がかからず、情報漏洩のリスクも抑えられます[1]。クラウド型サービスのような継続課金が発生しない点は、法人で長く運用するうえで見逃せないポイントと言えるでしょう。1台のレコーダーで最大8台のPoEカメラを統合管理でき、「Eufy PoE Cam S4」と組み合わせれば最大16映像の同時監視・録画にも対応します[1]。映像は、パソコンのブラウザやスマートフォン、タブレットから、場所を問わずリアルタイムで確認できます[1]。
用途で選べる2種類のPoEカメラ
カメラは、監視エリアや設置環境に応じて2機種から選べます[1]。
「Eufy PoE Cam S4」は、4Kの固定式広角カメラと2Kの追尾式360°カメラを組み合わせた2-in-1設計のモデルです[1]。広い範囲を死角なく監視できるため、駐車場やエントランスなど、本格的な防犯対策や侵入抑止を重視したい場所に向いています[1]。
「Eufy PoE Cam E41」は、122°の広角撮影に対応するコンパクトな4Kカメラです[1]。カメラの存在感を抑えた設置ができるため、店舗やオフィス受付、クリニックなど、内装との調和を重視したい空間に適しています[1]。防犯カメラを手軽に導入したい場合の最初の1台としても選びやすい構成です。
いずれのカメラも防塵・防水性能を備え、屋内外を問わず設置できます[1]。さらに、暗闇でもAI補正により鮮明なカラー映像を記録する「スターライト カラーナイトビジョン」を搭載しており、昼夜を問わず人物や状況をクリアにとらえます[1]。
展示会での先行公開
アンカー・ジャパンは販売開始に先立ち、2026年3月3日から6日まで東京ビッグサイトで開催された国内最大級のセキュリティ総合展「SECURITY SHOW 2026」で、今回の3製品を展示しました[1]。Eufyはこれまでモバイル充電やロボット掃除機などを手がけるブランドとして知られてきましたが、本格的なセキュリティ分野への参入は今回が初めてとなります[1]。
まとめ
Eufy初のセキュリティソリューションは、NVRとPoEカメラを組み合わせ、複数カメラの一元管理・AI映像検索・24時間常時録画を月額料金なしで実現する点が強みです。広範囲を狙える2-in-1カメラと、内装になじむコンパクトカメラを用途で選べる柔軟さもあり、店舗や施設の防犯と業務効率化を同時に進めたい現場にとって、検討しやすい選択肢になりそうです。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000631.000016775.html
