エレコムは、創業40周年を記念してリデザインしたマウス“EGG MOUSE”の発売を開始しました[1]。四角いマウスが主流だった1988年に、手にフィットする卵型で登場した初代から数えて3度目のリデザインです。全5色のカラーラインアップに、シーンで色を変えられる着せ替え式の「ソフトシェル」を組み合わせ、静音のワイヤレスマウスとして仕上げています[1][2]。

38年前に業界を驚かせた「卵型」の系譜

初代EGG MOUSEが世に出たのは1988年でした。当時は角ばった四角い形状のマウスが一般的で、そこに手のひらへ自然になじむ丸い卵型を持ち込んだデザインは、入力機器の業界に大きな衝撃を与えたとされています[1][2]。

この卵型はその後もエレコムの看板であり続け、同社はBCNランキングのマウス部門で2000年1月から2025年12月まで26年連続の国内販売台数No.1を記録しています[1]。EGG MOUSE自体も2008年に光学式センサーを積んだ「Optical EGG MOUSE」、2016年には30周年記念でトラス構造を取り入れて軽量化した「EGG MOUSE FREE」と進化を重ねてきました[2]。今回の2026年モデルは、その40周年の節目に投入される4世代目にあたります。

入社3年目のデザイナーがコンセプトから再定義

今回のリデザインで目を引くのは、開発を担った顔ぶれです。コンセプト立案から製品化までを主導したのは、入社3年目のデザイナーと入社5年目のプロジェクトマネージャー(プロジェクト開始当時はそれぞれ入社1年目と3年目)という若手社員でした[1]。

「今のエレコムにとってEGG MOUSEはどうあるべきか」という問いにコンセプトから向き合い、5色のカラー、付属のソフトシェル、そして継ぎ目を感じさせない美しい形状を、協力工場と連携しながら詰めていったとしています。開発の裏側は、同社ブランドサイト「Better being Stories」で担当者自身の言葉として公開されています[4]。

マウスを「暮らしを彩るプロダクト」へ

新しいEGG MOUSEのコンセプトは、マウスをオフィス機器から「暮らしを彩るプロダクト」へと読み替えることにあります[2]。本体にはシリコーン製のカバー「ソフトシェル」を用意し、キズや汚れから守りながら、シーンに合わせて色を選べるようにしました。継ぎ目を感じさせないよう丁寧に磨き上げ、毎日ふれる道具としての手触りにもこだわったといいます。

置いてあるだけでも様になる、オブジェのような佇まいを狙った点も特徴です。実機は二子玉川 蔦屋家電の次世代ショールーム「蔦屋家電+」で、2026年6月30日から12月15日まで先行展示されており、実際の手触りを確かめられます[1]。

主な仕様

接続はBluetooth Low Energyに対応し、2.4GHz帯で最長約10mの通信が可能です[3]。センサー分解能は1000DPIで、静音設計を採用しています。電源は単4形電池1本で、アルカリ乾電池使用時の電池寿命は最長約12カ月が目安です。

外形寸法はマウス本体が幅約53mm×奥行約70mm×高さ約46mm、ソフトシェル装着時で幅約55mm×奥行約71mm×高さ約47mmと、手のひらに収まるコンパクトなサイズにまとまっています[3]。対応OSはWindows 11/10、macOS Tahoe 26以降、iOS 26以降、iPadOS 26以降、Android 16以降、ChromeOSと幅広く、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットでも使えます。パッケージにはマウス本体のほか、動作確認用の単4形アルカリ乾電池1本、2色分のソフトシェル、クイックスタートガイドが同梱されます[3]。

ホワイトモデルの型番はM-EGG40BBXSSWHで、購入はエレコムの公式ダイレクトショップや大手ECサイトで受け付けています[1][3]。

まとめ

EGG MOUSEは、1988年に卵型で常識を塗り替えた入力機器を、40周年という節目に改めて問い直した1台です。静音Bluetooth接続や1000DPIセンサーといった実用面を押さえつつ、着せ替えできるソフトシェルと全5色のカラーで、机の上に置いておきたくなる存在を目指しました。数字を追うスペック競争とは少し違う方向で、道具としての愛着をどう作るかに向き合った点が、若手主導の開発ストーリーとあわせて印象に残ります。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001476.000026881.html

出典: https://www.elecom.co.jp/pickup/egg-mouse/

出典: https://www.elecom.co.jp/products/M-EGG40BBXSSWH.html

出典: https://www.elecom.co.jp/pickup/brand/contents/20260716-01/