10年auを使い続けた筆者がpovoに移行して感じた、良い所と気を付けるべき所
2021年3月23日に、auの新プラン「povo」の受付がスタートしました。
政府からの指示で大手キャリア各社が価格を見直した新プランを一斉に発表しましたが、povoもその一つです。
筆者は10年間auを使い続けてきましたが、20GBで2,480円(税抜)と言う魅力的な値段に魅かれてサービス開始直後にpovoを契約しました。
実際に使ってみて、良い所と、気をつけるべき所が分かってきた事があるのでご紹介します。
povoの特徴
条件なしで、契約中は2,480円(税抜)/ 20GB で利用することができます。
トッピングと呼ばれるオプションのサービスを付けることで、カスタマイズできるのも特徴です。
テザリングも追加料金無しで利用可能で、auかんたん決済にも対応します。
その他、povoの詳しい仕様については公式サイトを確認してみて下さい。
筆者的に特に気にするべきだと思う箇所はこちらです。
- キャリアメール(xxxx@ezweb.ne.jp)が使えない
- 申し込みはオンラインのみ
- 電話や店頭でのサポートは無し
- auスマートバリュー・家族割りの対象外となる
povoの良い点
auからの移行がスムーズ
実際に筆者がauからの移行した際には5分も掛かりませんでした。(ただし、夜間に申し込んだ場合は翌朝になる場合も。)
すでにauユーザーで「au Nano IC Card 04」「au Nano IC Card 04 LE」どちらかのSIMカードを使用しているなら、povoへの移行はとてもスムーズです。
この場合、SIMカードの差し替えは不要です。
ちなみに、iPhone のキャリア名表示は、povoにした場合でもauのままでした。
その他、auからpovoへ移行する時の詳細は公式サイトに掲載されているので確認してみて下さい。
魅力的な値段
20GBまでデータが使えて2,480円(税抜)。
以前使っていたプランが4GBで3,483円(税抜)※家族割、auスマートバリュー適用時の価格
だったので、使えるデータ量が15GB増えて値段も安くなるので満足しています。
通信速度は特に問題ない
Fast.comで通信速度を図ってみた所35Mbpsでした。
今のところpovoを使っていて通信が遅くなったり、途切れたりと言った事は起きていません。
ただ、今後の状況次第では、速度制限や契約人数の増加によって混雑するといったことが0では無いと思います。
気を付けるべき所
povoトッピングアプリ
まだサービスが開始されたばかりで、一斉にユーザーが移行していて動作が不安定なのか、それとも「povoトッピングアプリ」の仕様なのかは分かりませんが、アプリの動作は不安定な印象を受けました。
データの残容量を確認する時に、リアルタイムでのデータ残容量が反映されにくく、動画を閲覧して明らかにデータを使った後にアプリを開いてデータ残容量を更新しても変更されず、翌日に確認するとデータ残容量が変更される
と言った感じです。
auでは、即座にデータ残容量が変更されていたので、この辺りの動作がしっかりしてくれればいいなと思いました。
店員さんは助けてくれない、ネットの情報で切り抜けよう
povoはオンライン専用のプランです、auショップに行っても店員さんは助けてくれません
povoが格安な値段で提供出来るのは、人件費を大幅に減らした結果の賜物です。
プランについて分からない事が発生したら、ある程度自分で調べて解決していく能力が必要になります。
まとめ
筆者はキャリアメールをずっと使用してきたので、フリーメールにアカウント情報を移行する手間がありましたが、面倒な手続きはそれくらいで、これと言って困った事は起きていません。
筆者的には、povoに変更して良かったと思っています。