2020年になり、2種類のApple Watchが発表されました。

血中酸素濃度を計測出来たり、文字盤の常時点灯が可能なハイエンドモデルの「Apple Watch Series 6」、
そして先述の機能を除いた廉価モデルの「Apple Watch SE」が発表され、様々なニーズに合わせて購入出来るようになったApple Watch。

しかし、そんな「SE」を超える最安値モデルが存在します、それは「Apple Watch Series 3」です。既に発売から3年経つにも関わらずApple Storeから購入出来る、正真正銘の最安値モデルになります。

2025年2月8日追記:現在では3の販売は終了し、SEが最廉価モデルとなっています。


そんなApple Watch Series 3を発売当初から使用している、筆者が感じた良い点・悪い点を紹介していきます。

Apple Watch Series 3
https://www.apple.com/jp/newsroom/2017/09/apple-watch-series-3-features-built-in-cellular-and-more/

発売日:2017年9月22日
値段:19,800円(税抜)※執筆時点の価格


良い点

時間の確認がスマートになる

普段からiPhoneで時間を確認しているのであれば、わざわざ取り出す機会を減らすことができます。更にApple Watchでは、ディスプレイに表示させる文字盤をすぐに変更することが可能で、その日の気分・状況に合わせて変更できるのが特徴です。

もちろん時間が確認できる

通知の確認と返信ができる

時間の確認と同様、iPhoneをチェックする手間を減らしてくれます。
Apple Watchで通知を受け取り、必要と思えばiPhoneで返信。地味だけど便利な機能ですね。

運動が楽しくなる

運動が好きになる

Apple Watchには「フィットネス」アプリがインストールされており、いくらカロリーを消費したか・何時間運動したか・何時間立ったか、この3つを設定した数値に達成できるように促してくれます。

明るくても暗くても最適な輝度

夜の帰り道、街頭の少ない道を歩いて居る時でもApple Watchは、自動的に適切な輝度で時間を表示してくれるので、とても見やすい。
日中も同様に、太陽の下でもしっかりと時間が確認できる状態で表示されます。

劣化を感じさせないパワフルなバッテリー

iPhoneを2年程使用しているとバッテリーが劣化し、すぐに電池が減っていってしまう、という経験をした事はないでしょうか。

Apple Watch も同様に、充放電を繰り返しているとバッテリーは劣化しますが、3年間毎日使用している筆者の Apple Watch 3は、いまだに劣化を感じることはなく、信じられないほど長く使えてしまっています。

これは一日のバッテリー使用状況を記録にしたものです。

8時  起床
10時 2分ほどWatchで通話する
12時 30分程早歩き タイムを測定する
   バッテリー88%
15時 バッテリー80%
17時 2分ほどWatchで通話する
   この辺りから通知が増える
   バッテリー76%
18時 バッテリー70%
20時 10分程ランニング タイムを測定する
   バッテリー64%
21時 バッテリー56%
24時 バッテリー53%

ちなみに、「バッテリーの状態」を確認したところ、最大容量は99%でした。
この数値が正しければ、Apple Watch 3 のバッテリーは劣化しにくいということになりそうですが、真相は謎のままです。

劣化を感じさせないパワフルなバッテリー

未だに不便さを感じさせない、十分なバッテリー容量だと感じています。

サードパーティー製のベルトが豊富

Apple Watchはベルトを簡単に変更することができます。

普段は軽いシリコーンゴム製、ビジネスのシーンでは革のベルトに・・・なんて事が可能です。
しかしApple Storeで販売している純正のベルトはどれも高いのがネックです。
一番安いベルトの値段が4,800円、革製となると9,800円と容易に手を出せないお値段に。

そこで サードパーティー製ベルトの出番です。
純正の質感も素晴らしいのですが、革製でおしゃれなものでも購入しやすい値段になっていることが多いです。

コンパチブル Apple Watch バンド 49mm 45mm 44mm 42mm 41mm 40mm 38mm 本革 ビジネススタイル コンパチブル アップルウォッチバンド コンパチブル Apple Watch Series Ultra2/Ultra/SE2/SE/10/9/8/7/6/5/4/3/2/1(41/40/38mm 黒檀)

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価格: ¥1,499

15ポイント


他にも多種多様なサードパーティー製のベルトが存在しているので、ぜひ自分にあったバンドを選んでください。(Apple Watch Series 3には38mmと42mmの2種類のサイズがあるのでご注意)

悪い点

毎日充電が必要 

アナログ時計には不要な毎日の充電が必要になります。
他のモデルではロングライフな製品も存在しますが、Apple watch はだいたい毎日充電が必要なタイプ。

PCモニター風の充電器など、充電が楽しくなるグッズもあるので好みにあえば使ってみてください。

【elago】 Apple Watch 対応 充電 スタンド シリコン 充電ドック レトロデザイン [ AppleWatch 46mm / 45mm / 44mm / 42mm / 41mm / 40mm / 38mm アップルウォッチ 9 /8 / 7 / 6 / SE2 / SE / 5 / 4 / 3 / 2 / 1 対応 ] W4 STAND アクアピンク

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価格: ¥2,958

30ポイント

チラ見で時間を確認できない

常時点灯機能はApple Watch 5以降に搭載されている機能です。3では使えません。(SEも不可。)
画面をタッチするか、腕をかざさないといけないので、人によっては気になるかもしれません。

現行機に比べ、分厚く・ディスプレイが小さい

Apple Watch Series 4以降、本体デザインが変わり薄く・ディスプレイに表示できる液晶の範囲が大きくなりました。ディスプレイの大きさの関係上、Apple Watch Series 3では使用できない文字盤なども増えてきています。

まとめ

まとめ

恐らく、性能面から来年・再来年を最後にApple Storeから姿を消し、SEに最安値の席を譲ることとなるであろうApple Watch Series 3。

しかし、最新のwatchOS 7にしっかりと対応している点が素晴らしい。

スマートウォッチを体験してみたいけど3万円以上は高い、と言う方にオススメなモデルとなっています。

気になる方は、Apple Watch Series 3を試してみてはいかがでしょうか?
そして、もし気に入ったら2021年に発表されると噂されているApple Watch Series 7を購入してみてはいかがでしょうか。