もうゴミ箱とは言わせない「Mac Pro」予約開始。1.5TBメモリ、28コアの最強マシンは値段も最強。
Apple は、日本時間の12月11日、新型 Mac Pro の予約注文を開始しました。
見た目が「黒いゴミ箱」からガラッと変わり、昔の Mac Pro のようにシルバーのデザインになり少しだけかっこよくなりました。
Mac Pro と言えば、文字通りプロ向けのモデルなのですが、気になる価格は・・・
最大構成時の価格は約600万円に!
新型 Mac Pro を最大までカスタマイズした場合の価格はなんと、5,725,800円(税別)!
消費税込みで約600万円なので、新車が5台ぐらい買えるお値段に。
ちなみに最大構成時のスペックはご覧の通り。
- 2.5GHz 28コアIntel Xeon W(Turbo Boost使用時最大4.4GHz)
- 1.5TB(12x128GB)DDR4 ECCメモリ
- Radeon Pro Vega II Duo x 2(各2 x 32GB HBM2メモリ搭載)
※Radeon Pro W5700X x 2(各16GB GDDR6メモリ搭載) まもなく登場 - 4TB SSDストレージ
※8TBもまもなく登場 - Apple Afterburnerカード
- ホイールつきのステンレススチールフレーム
しかし、最大構成が必要な人といえば、大手映像制作会社か大物YouTuberぐらいなので、あまり気にする必要はありません。
最低構成時には599,800円(税別)と、それでも少々高価ではありますが、一般人でもギリ入手可能な価格にはなります。
気になるCPU性能は?
文字通りプロ向けとなった Mac Pro ですが、CPU性能はどうなったのか調査してみました。
Apple はCPUの型番を公開していませんが、intel のサイトで調べたところ、最大構成時のCPUは Intel Xeon W 3275M(intel)であることが分かりました。
W-3200シリーズは、今年登場したばかりの新しいCPUで、開発コードは Cascade Lake。
14nmで製造され、コア数は28コア56スレッド、動作周波数は2.50GHz~4.40GHz(ターボ・ブースト利用時)、キャッシュは38.5MBを搭載し、最大メモリは2TBまで対応するワークステーション向けのCPUです。
Geekbench 4 のスコアでは、Xeon W-3275(メモリが最大1TBまでのモデル)のスコアで、シングルコアが5211、マルチコアが39869となっています。
こちらの開封動画によれば、Geekbench 5 を使用した時のベンチマークスコアは、シングルコアが1162、マルチコアが20869となっています。
動画編集も、当然サクサクです。
まとめ
性能も価格も完全プロ向けとなった Mac Pro ですが、一生に一度は購入してみたいですね。
Mac mini では非力だし、iMac はモニター一体型だし・・・という方に是非。