Amazon は 2026 年 4 月 23 日、Amazon Music が世界有数のライブ音楽発見プラットフォーム「Bandsintown(バンズインタウン)」とグローバル提携し、アーティストのコンサート情報を表示する新機能の提供を開始したと発表しました[1][2]。Amazon Music のアーティストページにライブ・ツアー日程が自動表示され、そのまま Bandsintown 上でチケット購入まで進める仕組みです[1][2]。本機能は順次展開中で、2026 年春中に iOS/Android の全プラン会員と全提供地域で利用可能になる予定です[2][3]。

アーティストページから直接チケット購入へ

新機能では、Amazon Music のアーティストプロフィールにコンサート情報が自動で並びます[1]。お気に入りのアーティストが来日公演を予定しているか、近隣でライブを行うかどうかを、楽曲再生中の画面から確認できる構成です[1]。表示されているライブをタップするとチケット購入ページの Bandsintown へ遷移し、ストリーミング再生からライブ発見、チケット購入までの流れがアプリを切り替えずに完結します[1][2]。

対象は iOS と Android の Amazon Music アプリで、無料プランを含むすべてのサブスクリプションプランが対象です[2][3]。日本もすでに対応国に含まれており、Amazon Music アプリのアーティストページから順次表示が始まっています[1][2]。

Bandsintown 側の登録者数は 1 億人超

Bandsintown はライブ音楽発見に特化したプラットフォームで、アーティストおよびイベント主催者向けに「Bandsintown for Artists」と「Bandsintown Pro」を提供しています[2][3]。米 TechCrunch は、現在 700,000 人以上のアーティストと、Bandsintown Pro を利用する 65,000 以上の会場・フェスティバルが登録されていると伝えています[3]。登録ユーザー数は 1 億人を超えるとされ、Amazon Music 側にとっても新たな来場機会の入口になります[3]。

アーティスト側の作業は単純で、Bandsintown for Artists 上で Amazon Music のプロフィールを連携するだけです[2]。一度ひも付ければ、Bandsintown 上でのイベント追加・更新が自動的に Amazon Music のツアー情報に反映されます[2]。会場やフェス、コンサートプロモーターも Bandsintown Pro を通じて、自社イベントを Amazon Music のリスナーに直接届けられる構図です[2]。

Apple Music との競合構図、Amazon は後発

ライブ情報の組み込みは Amazon Music が後発のジャンルです[3]。Apple Music は 2026 年 3 月に Ticketmaster と Bandsintown を組み合わせたコンサート発見機能を発表しており、Spotify も以前からライブ情報の表示と拡充を継続的に進めています[3]。Amazon Music と Bandsintown は 2023 年にすでにアーティストグッズ販売で提携しており、今回の連携はその関係を「ライブ発見」の領域まで広げた格好です[3]。

ライブ配信や限定コンテンツに加えてコンサート情報が同じアプリ内に揃うことで、Amazon Music が掲げる「音楽を中心に楽しみが集まるアプリ」像はより具体的になります[1]。

まとめ

Amazon Music は Bandsintown との提携によって、アーティストページから直接コンサート情報の確認とチケット購入導線を提供する体制を整えました。日本でもすでに表示が始まっており、2026 年春中には iOS/Android の全会員に行き渡る見込みです。Apple Music や Spotify との「ライブ発見」競争に、Amazon Music が本格的に乗り出した一手といえます。

出典:https://www.aboutamazon.jp/news/entertainment/amazon-music-and-bandsintown-announce-partnership

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002126.000004612.html

出典:https://techcrunch.com/2026/04/22/amazon-music-partners-with-bandsintowns-for-concert-listings/