AQUOS sense 2 と言えば、sense 3 が発売された現在では旧機種となっていますが、最新のAndroid 9.0 に対応し、オークションサイトや Amazon などで比較的安く購入できるのが魅力となっています。
今回はそんな AQUOS sense 2 をお安く手に入れることが出来たのでハンズオンレビューを実施しようと思います。
ちなみ今回レビューするのははau版の「SHV43」となります。
スペック比較表
AQUOS sense | AQUOS sense 2 | AQUOS sense 3 | |
ディスプレイ | 約5.0インチ IGZO液晶 1080×1920 | 約5.5インチ IGZO液晶 1080×2160 | 約5.5インチ IGZO液晶 1080×2160 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 430 – 1.4GHz×4コア + 1.1GHz×4コア | Qualcomm Snapdragon 450 – 1.8GHz×8コア | Qualcomm Snapdragon 630 – 2.2GHz×4コア + 1.8GHz×4コア |
メモリ | 3GB | 3GB | 4GB |
初期OS | Android 7.1 | Android 8.1 | Android 9 Pie |
バッテリー | 2,700mAh | 2,700mAh | 4,000mAh |
ストレージ | 32GB | 32GB | 64GB |
通信 | 受信最大 150Mbps 送信最大 25Mbps / VoLTE / Wi-Fi 4 (2.4GHzのみ) / Bluetooth 4.2 / Felica / GPS | 受信最大 150Mbps 送信最大 50Mbps / VoLTE / Wi-Fi 5 / Bluetooth 4.2 / Felica / GPS | 受信最大 350Mbps 送信最大 75Mbps / VoLTE / Wi-Fi 5 / Bluetooth 5 / Felica / GPS |
リアカメラ | 1310万画素 CMOS | 1200万画素 CMOS | 1200万画素 CMOS 標準+ 1200万画素 CMOS 広角 |
その他 | 指紋センサー / microSDXC (最大400GB) | 指紋センサー / ハイレゾ対応 / microSDXC (最大512GB) | 指紋センサー / ハイレゾ対応 / microSDXC (最大512GB) |
サイズ | 約144mm×72mm×8.6mm | 約148mm×71mm×8.4mm | 約147mm×70mm×8.9mm |
重量 | 約148g | 約155g | 約167g |
防水/防塵 | IPX5,8 / IP6X | IPX5,8 / IP6X | IPX5,8 / IP6X |
SHARP公式 AQUOS sense 2
https://jp.sharp/k-tai/aquos-sense2/spec.html
主張しないシンプルでスマートな見た目
海外製のスマホには、背面が風呂場のイスのような色をした派手なスマホもありますが、sense2 は不必要に主張しないシンプルな見た目に仕上がっています。
高級フラッグシップ機のような高級感はありませんが、安っぽくなく、派手すぎないデザインなので幅広い層に馴染みやすいと言えるでしょう。
ディスプレイは現在では標準的なサイズと言える5.5インチの IGZO 液晶を搭載しています。
最近のスマホの主流となっているインカメラ部分の「ノッチ」部分が無いのが良い感じ。
「AQUOS」の名前は伊達じゃない
SHARPのTVブランドでお馴染みの「AQUOS」を冠するだけあって、sense2 にもそのDNAは受け継がれているようです。
他のスマートフォンでは、鮮やかさを重視したのか彩度がやけに高く、目が疲れてしまうモデルもありますが、こちらはそうではありません。
画面は非常に高精細で、落ち着いた綺麗な発色をしているように思います。
綺麗な有機ELのディスプレイに慣れてしまえば、LCDの液晶なぞ大したことはないと考えていた筆者も、この液晶を見たときには「良いな」と思ってしまいました。
シーンに応じて「ダイナミック」「ナチュラル」など、画質の切り替えも可能となっています。
Snapdragon 450 の性能はいかに?
搭載している CPU の Snapdragon 450 はミドルレンジ向けのモデルとなります。
後継機種の AQUOS sense 3 では、同じくミドルレンジ向けである Snapdragon 630 を搭載していますが、630 の方がクロック数やメモリスピードが上なので、450 はミドル帯の中でも下の方の性能ということになります。
総合的に見て、性能的には中の下ぐらいの性能を持った機種と言えるでしょう。
Geekbench 5
Geekbench 5 では、シングルコアが153、マルチコアが961という結果になりました。
欲を言えばスコアがもう少し欲しいところですが、必要最低限はあるといったところでしょうか。
Antutu benchmark
Antutu ベンチマークでは、総合スコアが82852となりました。
ハイエンドスマートフォンには負けてしまいますが、お仕事や日常で使う分には問題ありません。
ベンチマークの数値はあくまでも指標なので、参考程度に留めておいてください。
3Dゲームは出来る?
例えば PUBG mobile では、快適とまでは行きませんが普通にプレイは可能です。
画質は最大で「標準」設定まで上げることが出来ました。
普通にプレイしてみてもドン勝まで行けたので、ガチ勢でなければそこまで問題は無さそうです。
その他にも「ポケモンGO」や「ドラクエウォーク」も普通にプレイ可能でした。
カメラは”お値段なり”
上の画像は sense2 で撮ったものをそのまま上げたものですが、カメラの画質自体は一般的なスマートフォンと一緒かなといった印象を受けます。
可もなく不可もなく、平均的な画作りをしてくれるようです。
これなら旅先での記録や、仕事での使用にも十分耐えてくれるでしょう。
動画は初期設定だと1920×960という微妙なサイズで録画されるため、設定からフルHDにしておくと、TVで見る時でも画面いっぱいのサイズで見ることが出来ます。
その他にも画質やマイクのオンオフ、集合写真を撮る時にも便利な「セルフタイマー」の設定も可能となっています。
ビジネスにもおすすめのスマホ
旧機種でお値段も安く、性能もそこまで悪くは無いのでビジネス用途にもお勧めです。
オークションサイト等で値下がりした本体を購入して、格安SIMで運用するのが一番コストが低くなって良いかと思います。
もちろん、初めてのスマホにもおすすめです。
格安SIMを申し込むときは、Amazon で「エントリーパッケージ」と呼ばれるものを購入して契約時に使用すると、本来3,000円程かかる事務手数料が無料になるのでこれから契約する人は是非、エントリーパッケージを買ってみてください。