日本時間の10月30日午後11時より、いよいよApple Special Eventが開始されます。
今回のイベントでは、ベゼルレスになったiPad Proが出るという噂や、長らくの間アップデートされていなかったMac miniに新型が出るという噂もあります。
筆者はベゼルレスのiPad Proがとても気になるところですが、これからの発表が楽しみですね。
リアルタイム更新は終了しました。
この記事は発表の内容をリアルタイムで記事化したものです。
公式ストリーミングライブの視聴はこちら
https://www.apple.com/apple-events/livestream/
(10/31 : 公式のストリーミング配信は終了しました)
MacBook Air
MacのPVが流れた後、Macbook Airの紹介が始まりました。
新しいMacBook Airが登場し、さらにRetina Displayを搭載します。
Retina Displayの他に、液晶面がアルミベゼルではなくなり、Macbook Proのような黒いベゼルになりました。
とてもベゼルが細くなり、画面いっぱいに液晶が広がっています。
Touch IDにも対応し、T2セキュリティチップを搭載します。
この、T2チップはHDDの暗号化やステレオサウンドの処理、Hey Siriなども担当します。
新しく搭載されたTrack Pad は、タプティックエンジンも新しいものになりました。
サウンド周りについては、オーディオ・マイク機能が強化されました。
25%音量が上がり、低音も2倍の効果を発揮します。
外部端子は、Thunderbolt Port(USB-C)を2つ搭載します。
このポートには、充電、5Kディスプレイ出力などの様々なデバイスを接続できます。
CPUは第8世代のIntel Dual Core CPUを搭載します。
最大16GBのメモリーに対応し、1TBのストレージを選択することができます。
バッテリーについては、ムービー再生が最大13時間可能となっています。
本体の厚さは 15.6mmとなり、従来より10%薄くなりました。さらに本体重量も軽くなりました。
本体のアルミ素材は100%再生されたアルミで製造されており、環境にも配慮されています。
価格は1199ドルから。
このMacbook Airは、最も求めやすい価格のRetina Display搭載のMacとなります。
販売は本日からです。(出荷は来週から。)
Mac mini
SF映画のようなムービーが再生され、新型Mac miniが登場しました。
ご覧の通り、新しく黒いMac miniが加わります。
新しいMac miniは、最大6コアを搭載し、モバイル向けではなく、デスクトップ用のIntel CPUを搭載します。過去のMac miniの5倍の処理能力を備えています。
メモリーは最大64GBまで拡張することが可能で、ストレージはSSDで、最大2TBまで選択できます。
新型Macbook Airと同じくminiにもT2セキュリティチップが搭載されています。
パフォーマンスは、HEVCの動画エンコードが従来の30倍のスピードになります。
ポートも各種揃え、USB-Aポートが2つ、Thunderbolt(USB-C)ポートを4つ搭載し、10Gbのイーサネットも搭載します。
動作音は、さらに静音になりました。
価格は799ドルから。
本日から販売され、来週から出荷されます。
こちらも、本体の素材は100%再生されたアルミで製造されており、環境にも配慮されています。
iPad Pro
新しいiPadは、ベゼルレスになり、Face IDを搭載します。
ご覧の通り、上から下まで完全にディスプレイです。
iPhone XRと同じく。Liquid Retinaディスプレイ(LCD)を搭載し、Apple Pencilをサポートしています。
画面サイズが大きくなったことで、
本体の厚さも従来のものと比較して薄くなり、厚さは5.9mmになりました。
Face IDは横向き縦向き、キーボードが付いていたとしても、関係なく使用できるようになっています。
プロセッサには、A12X Bionic を搭載します。
コア一つあたり性能が35%向上、マルチコア性能では90%向上しています。
100億ものトランジスタを搭載し、8コアのCPU(パフォーマンスコア4個+省電力コア4個)と7コアのGPUで構成されています。
さらにグラフィックパフォーマンスは2倍になり、これは初代iPadから考えると1000倍高速なグラフィックスとなっています。
A12Xではストレージコントローラーが改良され、1TBまでコントロールできるようになりました。
そして、外部端子が、USB-Cに移行します。
このUSB-Cポートで、様々なデバイスと接続できるようになり、さらにiPad ProからiPhoneに充電することも可能になりました。
さらにApple Pencilが、本体に磁石でくっつきます。
このように、本体に装着しながら充電することが可能です。
その他にも、12MPカメラ、10時間のバッテリーライフ、ギガビットクラスのLTEを備えます。
フルバージョンのPhotoshop iPad版もこのように動作します。(デモ)
PC版Photoshopのファイルもそのまま使用できます。
このフルバージョンのiPad版Photoshopは、2019年にAppStoreに登場します。
価格は799ドルからで、容量は64GB・256GB・512GB・1TBのモデルが存在します。
新型iPad Proは、販売は今日からで、来週から出荷されます。
iOS12.1
最大32人まで同時通話可能になり強化されたFaceTime、新しい絵文字などが追加されました。
さいごに
iPad ProのUSB-Cポート搭載には驚きました。Lightning端子はまだまだ使われると思っていたので。
USB-Cということは、ついにMacとUSB3.0で接続できるということでしょうか。
それはともかく筆者の新型Macbook Airの購入が確定しました。
ラインナップから消えてしまうのかな?という気もしましたが、こんなに素敵になって戻ってきてくれるとは思っていませんでした。
日本での価格は134,800円(税抜)からなので、Macbookよりも安いです。
パワーアップしたAir、おススメです。